万科企業、商業不動産事業の再編を推進 招商銀行と投資ファンド立ち上げ
中国の不動産大手、万科企業(02202/000002)は22日大引け後、傘下商業不動産事業の再編・統合の一環として、招商銀行(03968/600036)と共同で投資ファンドを立ち上げると発表した。ファンドはリミテッド・パートナーシップ(有限責任組合)を取り、資金規模は129億元に上る。万科企業はリミテッド・パートナーとして50億3100万元(39%)を出資する。
投資ファンドの設立を通じ、外部の資本を受け入れ、商業不動産部門の事業成長を図る狙いだ。設立手続きが完了した後、万科企業は傘下の商業不動産資産を同ファンドに譲渡する予定。対象となるのは42件の商業不動産プロジェクト(建設中を含む)で、譲渡額は86億-90億元に上る見通し。
中国株の最新ニュース
関連コンテンツ