紫金鉱業集団の中間期業績は予想下振れ=ドイツ銀
ドイツ銀行は最新リポートで、紫金鉱業集団(02899)の2017年6月中間期業績が予想を下回ったとの見方を示した。紫金鉱業集団は20日大引け後に決算速報を発表し、中間期純利益が前年同期比179.3%増の15億400万元に上るとしたが、ドイツ銀行が予想した利益水準の33%、市場コンセンサス予想の39%にとどまったと指摘した。『AAストックス』が21日伝えた。
紫金鉱業集団の4-6月期業績について、ドイツ銀行は売上高が前四半期比3%伸びたものの、税引き前利益と純利益がそれぞれ同27%、50%減少したと分析。同期間中に金相場が強含みで推移したほか、銅と亜鉛価格も持ち直したことを踏まえると、特別損失などの特殊要因が影響した可能性があるとの見方を示した。
紫金鉱業集団の投資判断を「買い」、目標株価を3.6HKドルに据え置いた。ただ、電話会議などを通じて経営状況に関するより詳しい情報を得た後は予想を見直す可能性もあるとした。
紫金鉱業集団の株価は日本時間午後3時16分現在、前日比2.48%安の2.75HKドルで推移している。
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