チャイナ・モバイルの強気判断を継続=野村
野村インターナショナルは最新リポートで、中国の携帯電話キャリア最大手、チャイナ・モバイル(00941)の目標株価をこれまでの112HKドルから106HKドルへ5%引き下げた。業界内の競争激化を理由に2017年予想純利益を1%下方修正したことを織り込んだ。一方、業界のリーディングカンパニーとして強みを発揮し、4G(第4世代)、5G(第5世代)分野での確固たる地位を維持するとの見方を示し、投資判断は「買い」を継続した。『経済通』が26日伝えた。
野村は携帯電話のローミング料金の廃止や競争の激化がチャイナ・モバイルの成長の重しになるものの、同社は利益成長を確保すると予想。2017年6月中間期の純利益は620億元になるとの見通しを示した。
チャイナ・モバイルの株価は日本時間午後3時5分現在、前日比0.54%安の83.35HKドルで推移している。
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