リー&フンが高い、UBSは事業売却をポジティブサプライズと評価
15日の香港市場で香港の大手商社リー&フン(00494)が高い。前場終値は前日比8.58%高の4.43HKドルだった。UBSが同社の発表した事業売却計画をポジティブサプラズと評価したことが好感されている。
15日付『AAストックス』によると、UBSは最新リポートでリー&フンに対する投資判断を「買い」、目標株価を4.40HKドルにそれぞれ維持した。
UBSはリー&フンが14日、家具部門など3事業を売却し、対価として受け取る11億米ドルのうち5億2000万米ドルを特別配当に充てる計画を発表したことを受け、同社株の14日終値(4.08HKドル)で試算した配当利回りが11%となる上、5億8000万米ドルの現金収入も獲得することになるとコメント。その上で、売却による事業の縮小は成長業務への経営資源の集約につながるほか、馮裕鈞CEO(最高経営責任者)は今回の措置を通じて経営支配権を強化することができると評価。短期的な株価押し上げ要因になるとの見方を示した。
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