浙江華友鈷業、17年12月本決算は純利益が最大27倍の見通し
浙江省のコバルト製品メーカー、浙江華友鈷業(603799)は22日大引け後、2017年12月本決算で純利益が16億5000万-19億元に上る見通しを明らかにした。前年比で2283-2644%(15億8100万-18億3100万元)の増益となる。
好業績の要因は、◇リチウムイオン電池の材料となるコバルトの需要拡大を背景にコバルト製品価格の上昇が続いた◇コバルト製品の生産能力の増強や製品構成の高度化、製造コストの抑制などが奏功し収益力が大幅向上した――ことなど。
浙江華友鈷業はコバルト製品やニッケル製品、銅製品の製造・販売を手掛ける。酸化コバルト、硫酸コバルト、四酸化三コバルトなどコバルト製品の生産能力では世界最大規模を誇る。このほか、二次電池に使う三元系正極材用前駆体も手掛ける。
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