広東東方ジルコニウム科技、製品値上げが業績に影響の見通し
ジルコニウム製品メーカーの広東東方ジルコニウム科技(002167)は22日大引け後、市況と製品需給の変化に応じて利益確保を目的に一部製品の価格を引き上げたことで、2017年と2018年の業績に一定の影響が及ぶ見通しを明らかにした。
値上げは2017年10月21日に第5回を実施。以後の状況は次の通り。
◇二酸化ジルコニウム、酸塩化ジルコニウム、複合酸化ジルコニウムは2017年10月21日の価格を基準に5-10%値上げ◇電気溶解ジルコニウムは2017年5月8日の価格を基準に30-40%値上げ◇一部エンジニアリング・セラミックスは2017年5月8日の価格を基準に5-15%値上げ。
値上げ対象製品は2016年に計3億3600万元を売り上げた。広東東方ジルコニウム科技は中国の国有原子力大手、中国核工業集団の傘下企業。ジルコニウムは原子炉の燃料棒の被覆材料にも使われる。
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