恐怖指数VIXは9.60、前日比上昇
投資家の不安心理を示すVIX指数は9.60と前日から上昇(前営業日9.43)。VIX指数は、ハト派的な米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けて、一時過去最低を更新する8.84まで低下した。しかし、米上院でオバマケア撤廃法案が否決されたことで反発。NYダウは好調な企業決算を背景に史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)はFF金利が1.00-1.25%に据え置かれ、「比較的早期」にバランスシートの正常化を開始する、と予想通りの結果だったが、インフレ鈍化への警戒感が示されたことで、ハト派的と受け止められた。
ダウ平均は前日比+97.58ドルの21711.01ドルで引けた。
※(値は速報ベース)
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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