ドル円 112.25円・112.50円OP付近の押し上げ効果に注目
【※一部OP期限の日付を修正します。】
ドル円の112.25円に本日および18日NYカットのオプション(OP)設定が観測されている。詳細な売買内容や仕組みにもよるが、本日期限のOPはドル・プット(売り権利)OPで、同水準付近におけるOPの買い(ドル買い・円売り)を促しやすい形態と推測できる。設定水準から深押しが進んでしまうと買いは出にくい。だが、18日期限のOPがプットとコール(買い権利OP)の合成ポジションと思われる点が功を奏している。同タイプの合成OPであれば、設定水準に収れんするマグネット効果が働くと考えられる。本日の東京午前に一時危ぶまれた112円割れを回避し、OP設定水準付近での推移となれば、買いが優勢となる展開が想定できる。112.50円にも本日NYカットのドル・プットOPが置かれており、同様の買いが発生しうる。
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