四環医薬の中間決算、EPSが予想上回る 主力製品21%増収

2017/08/22(火) 13:01
 四環医薬(00460)が21日大引け後発表した2017年6月中間決算は、純利益が前年同期比14.5%増の8億4200万元だった。EPSは0.0887元(前年同期は0.0710元)と、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の0.07元を上回った。出荷量増加と製造コスト削減の効果で粗利益率が70.7%と前年同期から3.9ポイント上昇。北京博仁医院の持ち分売却益12億6000万元の計上が純利益を押し上げた。  売上高は3.8%増の14億4000万元。うち、脳疾患医薬の売上高が3.5%増の13億5700万元と、全体の94.2%を占めた。ハイエンド市場の営業基盤を維持しつつ、一般医院市場の開拓に力を入れるマーケティング戦略が奏功した。特に主力製品の「欧迪美」が21.2%増の3億9300万元と好調だった。脳疾患以外の医薬の売上高は9.7%増の8300万元だった。  四環医薬の22日前場終値は前日比9.72%高の3.16HKドル。
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