統一企業中国が高い、BOAメリルは目標株価を5%引き上げ
19日の香港市場で台湾系の飲料・即席麺大手、統一企業中国(00220)が高い。株価は日本時間午後2時23分現在、前日比6.43%高の7.61HKドルで推移している。BOAメリルリンチが目標株価を引き上げ、強気判断を継続したことが好感されている。
19日付『AAストックス』によると、BOAメリルリンチは最新リポートで、統一企業中国の目標株価をこれまでの8.3HKドルから5%引き上げて8.7HKドルに設定し、投資判断は「買い」に維持した。2017年の純利益がほぼ予想通りとなるほか、出荷価格引き上げでコスト圧力を一部吸収できるとの見方から18-19年の予想純利益をそれぞれ3%、4%引き上げたことを反映させた。
BOAメリルは統一企業中国について、17年は将来の成長につなげるための調整の年だったとコメント。この先、同社が適正な成長戦略を通じて販売ルートの在庫を安定水準に保ち、同時に緩やかな価格引き上げ、製品構成の高度化、コスト抑制などで利益成長を確保するとの見通しを示した。
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