杭州海康威視数字技術、17年12月本決算は27%増益 製品販売量が4割増加

2018/04/24(火) 18:09
 中国の監視カメラ・レコーダー大手、杭州海康威視数字技術(002415)が21日発表した2017年12月本決算は、純利益が前年比26.8%増の94億1100万元となり、大智慧がまとめた市場コンセンサス予想の94億600万元を小幅ながら上回った。製品販売量が4割超増え、粗利益率は44.00%と前年から2.41ポイント上昇したことで利益が拡大した。  売上高は31.2%増の419億500万元だった。各種製品の生産量は前年比42.3%増の1億個、販売量は42.9%増の9800万個に達した。品目別では、売上高の半分を稼ぐフロントエンド製品(光学・熱源カメラ、警備システム、センサー)が39.5%増益となり、全体の増益に寄与。製品売上高が32.8%増えた上、利幅が2.45ポイント改善した。バックエンド製品(画像データ処理設備、クラウドサーバーなど)は利幅が横ばいだったものの、19.9%増益と堅調。中央制御設備は27.2%増収に加え、製品利幅が6.14ポイント上昇したことで43.4%増益と大きく成長した。    18年1-3月期決算は、売上高が前年同期比33.0%増の93億6500万元、純利益が22.6%増の18億1600万元だった。同時に発表した18年6月中間決算の予想純利益は、37億8500万-44億4400万元。前年同期実績の32億9200万元に対し15-35%増益となる見通し。
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