米IBB(ETF)-下落 組入れ銘柄のマイランの大幅下落が影響
8月24日 終値 前日比 前日比(%)
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IBB 286.23 -9.95 -3.36%
8月24日の取引で米iシェアーズNASDAQバイオテクノロジーETF(NASDAQ:IBB)の株価が下落した。マイラン、バーテックス・ファーマシューティカルズなどの組入れ銘柄の大幅下落が影響した。
IBBはNASDAQバイオテクノロジー株価指数に連動する投資成果を目指すETF。24日の取引ではファンド保有銘柄に下落するものが目立った。組入れ比率7位で後発医薬品(ジェネリック)メーカーであるマイラン(NASDAQ:MYL)の株価が大幅下落するなどの影響を受けた。マイランは民主党大統領候補のクリントン氏が同社のアナフィラキシー治療薬エピペンの価格を自主的に引き下げるよう要請したことを材料に、前日比5.4%下落した。これを受けてヘルスケアセクターの多くの銘柄が下落。IBBの組入れ比率8位のバーテックス・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:VRTX)は4.2%下落、同1位のアムジェン(NASDAQ:AMGN)が2.0%安、同2位のバイオジェン(NASDAQ:BIIB)も2.8%安となった。なお、NASDAQバイオ株指数は3.37%安、S&P500のヘルスケア指数も1.61%安となり主要指数を押し下げた。
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