米オートゾーン-急落 市場予想を下回る3Q決算やアナリストの格下げを嫌気
5月23日 終値 前日比 前日比(%)
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AZO 581.40 -78.09 -11.84%
5月23日の取引で米自動車サービス用品や関連部品(アフター・パーツ)販売のオートゾーン(NYSE:AZO)が急落した。第3四半期(2-4月期)の売上高と利益が市場予想を下回ったほか、既存店売上高も減少した。決算を受けてアナリストの投資判断引き下げが相次いだ。株価は前日比11.84%安の581.40ドルで終了し、2015年2月以来の水準に下落。S&P500採用銘柄のなかで下落率トップとなった。
オートゾーンが5月23日の取引時間前に発表した2017年度第3四半期決算は、売上高が前年同期比1.0%増の26億1901万ドルと市場予想の27億ドルを下回った。純利益は同1.3%増の3億3170万ドル、希薄化後の一株当たり利益は6.2%増の11.44ドルとなったが市場予想の11.96ドルを下回った。国内既存店売上高は0.8%減少した。
決算を受けてアナリストの投資判断引き下げが相次いだ。レイモンド・ジェームズが投資判断を「ストロング・バイ」から「マーケット・ニュートラル」に引き下げたほか、ウェド・ブッシュが目標株価を800ドルから660ドルへ、RBCが753ドルから653ドルへ引き下げた。
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