恐怖指数VIXは9.43、前日比上昇
投資家の不安心理を示すVIX指数は9.43と前日から上昇(前営業日9.36)。トランプ米大統領のロシアゲート疑惑を巡り、クシュナー米大統領上級顧問の非公開の公聴会証言への警戒感から、VIX指数も一時9.97まで上昇した。また、債務上限問題への警戒感から、3カ月物財務省短期証券の入札が不調に終わったことで、米国債利回りが上昇したことも上昇要因となった。しかしながら、クシュナー米大統領上級顧問が、ロシアとの共謀疑惑を否定し、ナスダック総合指数が史上最高値を更新したことで、9.43で引けた。
ダウ平均は前日比-66.90ドルの21513.17ドルで引けた。
※(値は速報ベース)
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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