恐怖指数VIXは10.05、前日比低下
投資家の不安心理を示すVIX指数は10.05と低下(前営業日10.07)。米株は警戒感が高まりやすい史上最高値圏で調整の反落が先行した。VIX指数は一時11.77と9月8日以来、1カ月ぶり以上となる水準へ上振れた。しかし、一時は前日比で100ドル以上のマイナスとなっていたダウ平均が、プラス圏を回復して引けるなど、米株は徐々に底堅さを回復。ダウ平均とS&P500が終値で史上最高値を更新する動きをにらみ、VIX指数は上昇幅を帳消しにした。
ダウ平均は前日比+5.44ドルの23163.04で引けた。
※(値は速報ベース)
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
関連ニュース
海外株の最新ニュース
関連コンテンツ