恐怖指数VIXは12.53、前日比で低下
投資家の不安心理を示すVIX指数は12.53と前日から低下した(前営業日12.58)。トランプ米大統領が安全保障を理由に自動車や自動車部品に追加関税を課す輸入制限の検討を発表したことを受けて貿易摩擦への懸念が高まり、米株は売りが先行。また、米朝首脳会談の中止を受けてダウ平均は一時250ドル超安まで下げ幅を拡大した。米株の下落を受けて、VIX指数は一時14.24まで上昇した。ただ、米株が引けにかけて下げ幅を大きく縮小し、VIX指数も前日終値付近まで持ち直した。
ダウ平均は前日比-75.05ドルの24811.76ドルで引けた。
※(値は速報ベース)
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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