■LDNFIX=円売り継続、ドル円は110円後半

2017/04/26(水) 00:03
 ロンドンフィックスにはリスク回避ムード後退を背景とした円売りが継続。仏政治的リスクが後退したなか、朝鮮人民軍創軍85周年を迎えた北朝鮮で核実験や弾道ミサイル発射などの動きがみられていないことも、地政学リスクへの警戒感を緩め、投資家のリスク回避志向が弱まった。続伸して寄り付いたダウ平均は昨日同様に上げ幅を200ドル超に拡大している。  26日にも発表される米税制改革法案への期待も相場の支えに、ドル円は110.89円まで上値を伸ばした。また、ユーロも仏大統領選第1回投票後の堅調地合いを維持。ユーロドルは1.0933ドルまでレンジ上限を広げ、ユーロ円は121.19円まで3月21日以来の高値を塗り替えた。同じく欧州通貨のポンドもしっかり。ポンドドルは1.2830ドル、ポンド円は142.26円まで上昇した。  豪ドル円は83.60円、NZドル円は77.17円まで買いが優勢になるなど底堅い動きだが、対ドルでは軟調。対ユーロでの売りも重しとなり、豪ドル/ドルは0.7521ドル、NZドル/ドルは0.6949ドルまで下押した。加ドルも上値の重い動き。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉への警戒感や原油安が加ドルの上値を圧迫し、ドル/加ドルは1.3614加ドルまで加ドル安が進み、加ドル円は81円半ばで伸び悩んだ。
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