LDNFIX=CPI弱く一時ドル円下落も、露外務相発言で上昇

2017/08/12(土) 00:22
 ロンドンフィックスにかけては、売り買い交錯した動きになった。ロンドンタイム午前の為替相場は、朝鮮半島の地政学リスク回避で円は全面高となっていた。この地合いで発表された米7月消費者物価指数は前月比で+0.1%となり、市場予想の+0.2%よりも下回り、コアも同様に市場予想よりも下振れし、ドル円は108.74円まで下落した。しかしラブロフ・ロシア外務相が北朝鮮との衝突リスクは高いものの、ロシアと中国はこの危機を取り除く計画があると発言したことで、ドル円は109.40円まで上昇した。その後は109.10円前後までもどし小動きになった。カプラン米ダラス連銀総裁はバランスシートの早期縮小を予測したものの、利上げに対しては慎重な発言をしたが市場は反応薄だった。  クロス円はドル円の動きに連動して動いた。ロンドン午前のユーロ円は128.05円、ポンド円は141.26円まで円が買われていたが、ラブロフ発言後のユーロ円は129.16円、ポンド円は141円後半まで円売りになった。  ここ数日通貨高けん制発言が出ているオセアニア通貨は、上値は重いもののアジア時間を超えて下落することはなかった。豪ドル/ドルは0.78ドル後半、豪ドル円は86円手前、NZドル/ドルは0.7300ドル前後、NZドル円は79.60円前後を中心とした動きだった。
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