LDNFIX=調整進みドル円は112円割れ、株安・米金利低下

2017/11/18(土) 01:55
 NYタイム午前は、次週の木曜に米感謝祭の休場を控える週末、NY勢は債券買い戻し・株売り方向の調整先行で市場へ参入してきた。米長期金利は2.37%付近から2.34%付近へ低下。米株は昨日の大幅反発の反動安で、ダウ平均は前日比で一時100ドルを超える下落となった。ドル円はリスク回避の円買いもあって、111.98円と10月16日以来の112円割れとなった。ロシア疑惑や米税制改革に関する不透明感といった、米政権に関する懸念も重しとなっている。米10月住宅着工件数・建設許可件数は市場予想を上回る強い結果。9月分もそれぞれ上方修正されたが、ドル買い材料にはならなかった。  クロス円も軒並み円高で、ユーロ円は一時132.05円、ポンド円は148.00円、スイスフラン(CHF)円は113.13円。資源国通貨も、豪ドル円は84.64円、NZドル円は76.22円まで水準を下げた。  各通貨、対ドルではクロス円の下落に引っ張られる場面を挟みつつも底堅い。ユーロドルは1.17ドル後半、ポンドドルは1.32ドル付近で推移。豪ドル/ドルは0.75ドル前半で下げ渋り、NZドル/ドルは0.68ドル割れ水準から戻りを試した。  加10月消費者物価指数は前年比+1.4%と市場予想通り。前月の1.6%は下回った。同・コアは+1.6%と、前月の+1.5%を上回った。強弱の判断が難しい面もあるが、発表後の加ドルは軟調。ドル/加ドルは1.2824加ドル、、加ドル円は円買い地合いにも押されて87.51円まで加ドル安となった。
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