ユーロドル 1.22ドル後半で上値を抑えられる、ポジションの偏りも重しか
ユーロドルは1.22ドル後半で上値を抑えられ、1.2272ドル付近で推移。米10年債利回りが2.96%台で高止まりしており、ドル買い基調が続いている。
今後ユーロドルの上値を抑える要因の1つに、投機筋のポジションの偏りがあるか。先週末に発表された17日時点のシカゴIMM先物市場のポジション状況では、ユーロのネットロングが過去最大の15万超まで拡大した。しかしながら、先週は1.24ドル付近の重さを確認し1.22ドル台まで水準を下げ、その上昇力は弱まっている。ポジションが一方向に大きく傾いているため、今後の投機筋の動向として、上がったところではポジションを減らしていくことが考えられる。もしそのようになるならば、ユーロドルの上値は限定的となりそうだ。
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ