後場コメント No.1 エスフーズ、アイリッジ、内外トランス、東洋電機製造、JINなど

2016/07/25(月) 15:00
★12:30  エスフーズ-ドイツ証が新規「Buy」 成長性と収益性を兼ね備えた野心的企業
 エスフーズ<2292.T>が続伸。ドイツ証券では、成長性と収益性を兼ね備えた野心的企業と注目。レーティング「Buy」、目標株価3600円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は食肉流通の川上から川下までの垂直統合型事業を展開する総合食肉企業。既存の牛肉関連事業の内部成長に加えて、昨年買収した米国子会社が扱う米国産牛肉の日本への拡販、北海道の新農場における豚肉事業の拡大などが期待可能。同社の目標は「バラエティミート(内臓肉など)世界一、食肉日本一」であり、M&A(合併・買収)にも積極的であると、ドイツ証では理解しているとした。

★12:30  アイリッジ-後場上げ幅拡大 デジタルガレージ子会社とバス事業者向け決済サービスを提供
 アイリッジ<3917.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日前引け後、デジタルガレージ<4819.T>の子会社で、決済事業を手掛けるイーコンテクスト(東京都渋谷区)と、全国のバス事業者に向けたスマホアプリ決済サービス「BUS PAY(バスペイ)」の提供を開始したと発表した。
 同サービスは、バス乗車券の予約から支払い、乗車時の乗車券提示まで、スマホアプリで簡単に行えるサービス。両社はiBeaconによる位置情報検知・プッシュ通知機能を深化させ、バス乗降エリアの周辺情報、スタンプ・クーポン情報などバス利用に関わる関連情報を提供することで、バス事業者と利用者、双方の利便性向上を目指す。今後の業績への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:32  内外トランスライン-後場マイナス転換 通期営業利益を下方修正 輸出混載貨物輸送が減少
 内外トランスライン<9384.T>が後場マイナス転換。同社は25日前引け後、16.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を、従来の7.9億円から5.7億円(前期比26.9%減)へと引き下げると発表した。主軸商品である輸出混載貨物輸送が減少した。

★12:34  フジメディアHD-大幅反落 「FNS27時間テレビ」平均視聴率7.7% ワーストに
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が大幅反落。フジテレビで7月23日18時30分~24日21時24分に放送された「FNS27時間テレビフェスティバル!」の平均視聴率が7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にとどまったと伝えられ、視聴率低迷を嫌気した売りがかさんでいるようだ。
 スポーツ・ニッポンのWEB版(スポニチアネックス)によると、1987年のスタートから今回で30回目を迎えたが、2013年を下回り、ワーストを更新。瞬間最高は23日20時57分の「痛快TVスカッとジャパン」放送中の16.9%だったとされている。

★12:35  東洋電機製造-後場買い気配 上限100万株・3億円の自己株取得枠を設定
 東洋電機製造<6505.T>が後場買い気配。同社は25日前引け後、上限100万株・3億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境や市場環境の変化に対応した資本政策の実施と株主への利益還元のため。取得期間は7月26日~9月21日。上限100万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.07%となる。

★12:39  JIN-ドイツ証が目標株価引き下げ 「もっともっとできるはず」
 ジェイアイエヌ<3046.T>が反落。ドイツ証券では、「もっともっとできるはず」とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は5300円→4700円と引き下げた。
 業績予想を減額修正。海外事業はおおむね想定通りとなっている一方で、国内は売上見通しを引き下げ。価格と品質の優位性を武器にシェア拡大は続いているものの、ドイツ証の想定する売上回復ペースが楽観的であった点を見直したとした。来17.8期は海外成長に加えて、為替メリットもあり、営業利益は41%増益を予想。中期成長力に対して、株価は割安との見方を示した。


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