後場コメント No.1 MUTOH、東芝、オンコセラピー、富士重工業、アスカネットなど

2016/09/28(水) 15:00
★12:30  MUTOH-いちよしがフェアバリュー引き下げ 為替影響などで業績見通しを修正
 MUTOHホールディングス<7999.T>が変わらずを挟んで5日続伸。いちよし経済研究所では、為替影響などを考慮し、業績見通しを修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは240円→230円と引き下げた。
 今17.3 期以降の業績予想について、主に為替水準の変化を勘案して下方修正。会社側の為替前提は1USドル=108円、1EURO=123円と見られるが、いちよしではこれを同105円、115円で改めて試算。また、事業環境は中国を中心にアジア地域が厳しい状況にあり、一方で欧米は販売面で健闘している面はあるものの円高進行が逆風となっている可能性が高いと想定。

★12:30  東芝-後場上げ幅拡大 上期営業益を上方修正 スマホ用メモリーの需要増など寄与
 東芝<6502.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日前引け後、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を、従来の300億円から700億円(前年同期は営業赤字905億円)へと引き上げると発表した。
 メモリーについて、スマートフォン用の需要増などで市況が好調に推移しているほか、売価水準も維持されている。HDD(ハードディスク駆動装置)もパソコン用やゲーム機用を中心に需要が強いとしている。

★12:31  トランザクション-後場買い気配 前期営業益を上方修正 エコバッグなど売れる
 トランザクション<7818.T>が後場買い気配。同社は28日前引け後、16.8期通期の連結営業利益予想を、従来の8.5億円から10.5億円(前年同期比2.0倍)へと引き上げると発表した。エコバッグなどの主力製品の販売やVAPE(電子たばこ)事業をはじめとする新規事業が好調に推移した。

★12:33  オンコセラピー-大幅続伸 シカゴ大学の中村祐輔教授ががんの〝新〟免疫療法発表で思惑
 オンコセラピー・サイエンス<4564.T>が大幅続伸。9月28日付け産経新聞で、がんの第4の療法として注目を浴びている免疫療法に関し、遺伝医学の世界的権威、米シカゴ大学医学部内科・外科の中村祐輔教授が爆発的な破壊力をもった新しい免疫療法のシステムを作り上げ、来年中にも人への臨床試験を開始する計画であることが分かったと伝えられていることが手がかり。同社は中村教授のグループと共同研究を行っており、思惑的な買いが入っているもよう。

★12:34  富士重-反落 8月国内生産6.9%増 海外62.8%増
 富士重工業<7270.T>が反落。同社は28日、8月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
 国内生産は4万9457台(前年同月比6.9%増)だった。海外生産は旧カムリ製造ラインでのスバル車の生産開始が寄与し、3万5922台(同62.8%増)と大きく増加した。輸出は3万3234台(同24.4%減)だった。

★12:47  アスカネット-大幅続伸 エアリアルイメージングプレート活用販促ツールが大日本印刷から発売
 アスカネット<2438.T>が大幅続伸。同社は28日、同社が開発・販売する空中結像を可能にするエアリアルイメージングプレートを用いたプロモーションツールを、大日本印刷<7912.T>が10月に発売すると発表した。
 エアリアルイメージングプレートを用いるとモニターで⾒る映像を空中に浮遊しているかのような3D映像として表示できるという特徴を活かして、生活者の目を惹く映像表現が可能な次世代のプロモーション用POPとして販売されるとしている。業績への貢献が期待され、株価は大きく上昇している。

★12:57  ローツェ-大幅続伸 スパークス「超小型株」ファンドが保有と伝えられる
 ローツェ<6323.T>が大幅に6日続伸。スパークス・アセット・マネジメントの「超小型株」ファンドが保有していると一部で伝えられており、注目した買いが入っているようだ。


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