後場コメント No.3 住友林業、第一三共、松屋フーズ、帝人、伊予銀行など

2016/12/02(金) 15:01
★13:47  住友林業-5日ぶり反発 日本最大級の発電規模50MW 紋別バイオマス発電所営業運転開始
 住友林業<1911.T>が5日ぶり反発。同社は住友共同電力(愛媛県新居浜市)と合弁で設立した紋別バイオマス発電(北海道紋別市)が運営する紋別バイオマス発電所が12月1日に営業運転を開始したと発表した。
 紋別バイオマス発電所は日本最大級の発電規模50MW、オホーツク地域の未利用木材を主燃料とした日本最北端の大型バイオマス発電施設。住友林業では再生可能エネルギーによる発電事業を2019年3月までに200MW規模まで拡大する方針を定めており、引き続き新規事業の立ち上げを加速していくとしている。

★14:01  第一三共-反落 抗体薬物複合体が乳がん対象で米FDAのファストトラックに指定
 第一三共<4568.T>が反落。同社は2日、米国食品医薬品局(FDA)から、HER2に対する抗体薬物複合体(ADC)のDS-8201がHER2陽性の転移性乳がん治療を対象としてファストトラック(優先承認審査)指定を受けたと発表した。
 同ファストトラック指定は、前治療としてT-DM1(トラスツズマブにエムタンシンを結合させたADC)を含む抗がん剤治療を受けたHER2陽性の転移性乳がん患者などを対象に同剤を投与し、その安全性・忍容性、予備的有効性を評価した第1相臨床試験パート1(用量漸増試験)の結果を踏まえて判断されたという。しかし、軟調な地合いのなかで売りが出ている。

★14:08  松屋フーズ-続伸 11月の既存店売上高は5.3%増  「厚切り豚テキ定食」を新発売
 松屋フーズ<9887.T>が続伸。同社は1日、11月の「松屋」の既存店売上高(速報値)が前年同期比5.3%増だったと発表した。客単価が1.7%上昇、客数は3.6%増加した。全店売上高は6.7%増となった。11月22日より、「厚切り豚テキ定食」を新発売している。

★14:15  NTTDIM-続落 新製品や新機能を体感できる「イノベーションセンター」設立
 エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850.T>が続落。同社は1日、新製品や新機能を体感しながら、新ソリューションのアイデア創出によるビジネス拡大を目指す「イノベーションセンター」を本社内に設立したと発表した。
 同社は、長年培ってきた製品のベストプラクティスとBPMをはじめとする新商品、またAI・IOTなどの最新技術を気軽に体感できる環境を提供し、パートナーのスキル向上、イノベーション創出、新ビジネス獲得をサポートするとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★14:20  帝人-3日ぶり反落 ポリエステル・アラミド繊維で組織再編
 帝人<3401.T>が3日ぶり反落。同社は2日、高機能繊維・複合材料事業グループ高機能繊維事業本部で展開している産業資材用途のポリエステル繊維関連事業を、2017年4月1日付で製品事業グループに統合すると発表した。
 「繊維・製品事業グループ」として事業の強化・拡充を図るとともに、高機能繊維事業本部はアラミド繊維関連に特化して事業展開する。衣料用途で製品事業グループが有していたテキスタイル加工、縫製品供給力に加え、新たに原糸の研究開発・生産に至るまでの一貫したサプライチェーンを持つことで、従来以上の開発力・提案力を有する事業体を構築する考え。しかし、地合いの悪い中で売りが出ている。

★14:35  伊予銀行-4日続伸 JICAと「業務連携・協力に関する覚書」を締結
 伊予銀行<8385.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は12月1日に、国際協力機構(JICA)と「業務連携・協力に関する覚書」を締結したと発表した。途上国開発への貢献が期待される優れた技術・製品を有する中小企業を発掘していくとともに、その中小企業の海外展開支援を行うことにより、中小企業の海外展開促進と地域の競争力強化などを図るためとした。


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