後場コメント No.6 昭和電工、パソナG、四国銀行、楽天、三菱UFJリースなど

2017/04/25(火) 15:00
★13:59  日立キャピタル-3日続伸 マルチテナント型物流施設のリース開始
 日立キャピタル<8586.T>が3日続伸。25日付の日刊工業新聞で、同社が複数企業が入居するマルチテナント型物流施設のリースに乗り出すと報じられた。
 6月に同社グループ初のマルチ型物流施設が神奈川県で稼働するほか9月にも静岡県で稼働するという。投資額は2施設で計約200億円とされる。ECの拡大などでマルチ型物流施設の整備・運営ニーズは増えているもよう。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。

★14:07  昭和電工-後場急伸 今期30%営業増益見込む 前期は26%増益着地
 昭和電工<4004.T>が後場急伸。同社は25日14時、17.12期通期の連結営業利益予想を545億円(前期比29.6%増)にすると発表した。
 収益性と安定性を高いレベルで持続的に維持する「個性派事業」の拡大に注力し、グローバル市場で展開する。また、事業モデルの変革を進め既存事業の収益力のレベルアップを図る。
 16.12期通期の営業利益は421億円(前の期比25.5%増)だった。石油化学セグメントはアジアでの堅調な需給を受け大幅な増益となり、化学品、アルミニウム、その他の3セグメントも増益となった。

★14:08  パソナG-反落 プロフェリエがChatWorkと業務提携 チャットワーク採用
 パソナグループ<2168.T>が反落。同社は4月25日14時に、グループの新会社であるプロフェリエ(東京都千代田区)が、ChatWork(大阪府吹田市)と業務提携を行うと発表した。
 同日より提供を開始したマンツーマン・プロフェッショナル・マッチングプラットフォーム「プロフェリエ」上で行う専門家とユーザー間のコミュニケーションに、チャットワークの採用が決定したもの。しかし、株価への影響限定的のもよう。

★14:09  四国銀行-4日続伸 前期最終益を上方修正 与信関係費用や減損損失が前回予想下回る
 四国銀行<8387.T>が4日続伸。同社は25日14時に、17.3期通期の連結純利益予想を従来の57億円から88億円(前期比38.6%増)へと引き上げると発表した。与信関係費用や減損損失が前回予想を下回る見込みとなったことや、持分法による投資利益が増加する見込みとなったことが寄与する。

★14:12  GMOクラウド-大幅反発 IoT事業に本格参入 5年で累計売上高20億円目指す
 GMOクラウド<3788.T>が大幅反発。25日付の日経産業新聞で、同社がIoT事業に本格参入すると報じられた。
 まず5月1日に韓国のIT企業の日本法人を傘下に収めるという。5年で累計20億円の売り上げを目指すとされる。IoTの普及でデータの不正取得などのリスクが高まるなか、自社が持つ情報機器に対するセキュリティー技術を生かすもよう。今後の業績の伸びが期待され、株価は上昇している。

★14:19  楽天-続伸 トーハンと提携で共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」導入
 楽天<4755.T>が続伸。同社は25日、出版取次大手のトーハン(新宿区)と、楽天が運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」で提携したと発表した。
 これにより、トーハンが今秋にも新たに提供を開始するPOSレジの導入書店のうち、「楽天ポイントカード」サービスを提供する店舗では、書籍などの商品の会計時に「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、「楽天スーパーポイント」を貯めたり、支払いに使ったりすることが可能になる。今後の業績の伸びが期待され、株価は上昇している。

★14:21  三菱UFJリース-3日続伸 ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業へ参画
 三菱UFJリース<8593.T>が3日続伸。25日14時に、同社と中部電力<9502.T>は、ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業に共同で参画すると発表した。
 両社が設立した共同出資会社は、三菱商事<8058.T>と、この事業の事業権を有している三菱商事子会社の株式の49%を取得することで合意し、株式譲渡契約を締結した。 三菱UFJリースは海外社会インフラ事業への投融資を重点施策の一つとして2016年度に新組織を立ち上げており、この事業はその第一弾となる。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★14:34  シミックHD-3日続伸 CMO事業で後発薬と長期収載品を一括受託製造と報じられる
 シミックホールディングス<2309.T>が3日続伸。同社傘下のシミックが、医薬品製造支援(CMO)事業で、ジェネリック医薬品(後発薬)と長期収載品の一括受託製造に乗り出すと、4月25日付け化学工業日報で伝えられている。
 後発薬では1種類の有効成分に対して複数の医薬品が各社から販売されている。シミックは原薬メーカーと提携し、これらの同一後発薬と先発薬をまとめて製造受託する。先発薬も一緒に受託できれば、原材料や製法、工場が同じ後発薬の供給が可能。各社が自社製造・調達するよりも量産効果で原価低減を見込め、委託分のリソースを他の自社品に振り向けられるとされる。


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