後場コメント No.2 旭化成、ジェイテクト、コメ兵、日本アジア投資、スパークスなど
★12:32 旭化成－ジェフリーズが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
旭化成<3407.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続も、目標株価は1100円→1150円と引き上げた。
アクリロニトリルのマージンが上昇していることを反映させ、業績予想を上方修正。ただし、これは同社、および同商品特有の現象ではなく、石化商品全体的に見られるマージン上昇トレンドを反映したもの。同社に関しては、ここから2～3年でハウジング事業が地盤沈下するとみられるが、それをクリティカルケアの収益拡大で相殺できる見通し。クリティカルケアは、ゾル・メディカルの安定した成長がけん引役になると想定。株価としてのさらなるアップサイドは限定的とみられ、大手株主の買い余力が限定的になりつつあると予想。
旭化成<3407.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続も、目標株価は1100円→1150円と引き上げた。
アクリロニトリルのマージンが上昇していることを反映させ、業績予想を上方修正。ただし、これは同社、および同商品特有の現象ではなく、石化商品全体的に見られるマージン上昇トレンドを反映したもの。同社に関しては、ここから2～3年でハウジング事業が地盤沈下するとみられるが、それをクリティカルケアの収益拡大で相殺できる見通し。クリティカルケアは、ゾル・メディカルの安定した成長がけん引役になると想定。株価としてのさらなるアップサイドは限定的とみられ、大手株主の買い余力が限定的になりつつあると予想。
★12:32 ジェイテクト－野村が目標株価引き下げ 清濁混合の事業体に注目
ジェイテクト<6473.T>が反発。野村証券では、清濁混合の事業体に注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2350円→2150円と引き下げた。
今18.3期に営業最高益が射程圏との見方は変わらず、軸受銘柄のトップピックを続けるとした。同社は清濁混合の事業構成であり、“清”のステアリング（STR）事業は電動パワステが世界トップシェア（16年度：推定27％）で、ADAS（先進運転支援システム）や自動運転に欠かせないキー・コンポーネントとして注目度や収益機会が高まっている。“濁”のベアリング（BR）事業は構造改革で体質改善を進めているが、営業利益率は前17.3期が3.0％と2008年金融危機前の1/3、同業他社の半分以下にとどまっており、売上高が伸びなくても内部努力で利益回復する余地が大きく、今後も徐々に進展すると注目しているとした。
ジェイテクト<6473.T>が反発。野村証券では、清濁混合の事業体に注目。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2350円→2150円と引き下げた。
今18.3期に営業最高益が射程圏との見方は変わらず、軸受銘柄のトップピックを続けるとした。同社は清濁混合の事業構成であり、“清”のステアリング（STR）事業は電動パワステが世界トップシェア（16年度：推定27％）で、ADAS（先進運転支援システム）や自動運転に欠かせないキー・コンポーネントとして注目度や収益機会が高まっている。“濁”のベアリング（BR）事業は構造改革で体質改善を進めているが、営業利益率は前17.3期が3.0％と2008年金融危機前の1/3、同業他社の半分以下にとどまっており、売上高が伸びなくても内部努力で利益回復する余地が大きく、今後も徐々に進展すると注目しているとした。
★12:34 コメ兵－いちよしが「A」へ引き上げ 大型新店立ち上げ成功による業績急回復を見込む
コメ兵<2780.T>が続伸。いちよし経済研究所では、大型新店の立ち上げ成功による業績急回復を見込み、業績予想を上方修正。レーティングを「B」→「A」、フェアバリューは1300円→1400円と引き上げた。
大型新店が買い取りも販売も順調に推移していることを評価し、今18.3期の業績予想を引き上げ。中期の業績予想も引き上げ。リユース市場はネット企業やCtoC企業の参入により競争が厳しくなっているが、同社の事業領域（ブランドバッグや高級腕時計などのリユース）に関しては、状態の良い商品を安定的に供給してくれる富裕層のニーズへの対応が重要。同社は快適な買い取り環境、真贋鑑定や査定の信頼性、丁寧な接客などで定評があり、差別化が可能と判断。開店から好調が続く大型新店は、同社のブランドイメージ引き上げに寄与する見込み。
コメ兵<2780.T>が続伸。いちよし経済研究所では、大型新店の立ち上げ成功による業績急回復を見込み、業績予想を上方修正。レーティングを「B」→「A」、フェアバリューは1300円→1400円と引き上げた。
大型新店が買い取りも販売も順調に推移していることを評価し、今18.3期の業績予想を引き上げ。中期の業績予想も引き上げ。リユース市場はネット企業やCtoC企業の参入により競争が厳しくなっているが、同社の事業領域（ブランドバッグや高級腕時計などのリユース）に関しては、状態の良い商品を安定的に供給してくれる富裕層のニーズへの対応が重要。同社は快適な買い取り環境、真贋鑑定や査定の信頼性、丁寧な接客などで定評があり、差別化が可能と判断。開店から好調が続く大型新店は、同社のブランドイメージ引き上げに寄与する見込み。
★12:35 日本アジア投資－続伸 事業承継ファンド「サクセッション1号投資事業有限責任組合」設立
日本アジア投資<8518.T>が続伸。同社は26日に、日本国内の中小企業の事業承継問題解決と地域創生を目的とするファンド「サクセッション1号投資事業有限責任組合」を設立すると発表した。
このファンドでは、中小企業に対し、資本政策を立案し事業承継スキームの中で投資を行い、投資後は様々な成長支援を実施し、投資先の企業価値を向上しつつ、事業承継の諸問題を解決するという。なお、このファンドの総額は設立時点では10億円だが、今後地域金融機などを中心に追加出資を募り、ファンド総額を最大30億円程度まで拡大したいとしている。
日本アジア投資<8518.T>が続伸。同社は26日に、日本国内の中小企業の事業承継問題解決と地域創生を目的とするファンド「サクセッション1号投資事業有限責任組合」を設立すると発表した。
このファンドでは、中小企業に対し、資本政策を立案し事業承継スキームの中で投資を行い、投資後は様々な成長支援を実施し、投資先の企業価値を向上しつつ、事業承継の諸問題を解決するという。なお、このファンドの総額は設立時点では10億円だが、今後地域金融機などを中心に追加出資を募り、ファンド総額を最大30億円程度まで拡大したいとしている。
★12:37 スパークスＧ－大幅に5日ぶり反発 V2X通信チップセット開発を行うオートトークスへ投資実行
スパークス・グループ<8739.T>が大幅に5日ぶり反発。同社は26日に、2015年11月に設立した「未来創生ファンド」が、V2X（Vehicle to Everything：車車間・路車間通信）通信チップセット開発のオートトークス（イスラエル）に対する投資（金額は非開示）を実行したと発表した。
2008年に創立されたオートトークスは、V2Xチップセット市場の先駆者として、また市場のリーダーとして、最先端のV2Xソリューションを顧客に提供している。2019年から大量展開される予定であるオートトークスの先端技術は、特に、荒天や光の少ない、視界の悪い状況において、他のセンサーからの情報を補完するという。これにより、全体的な路上の安全性が大きく向上し、車両、自動運転車、歩行者が効果的に調和して動くことができるようになるとしている。
スパークス・グループ<8739.T>が大幅に5日ぶり反発。同社は26日に、2015年11月に設立した「未来創生ファンド」が、V2X（Vehicle to Everything：車車間・路車間通信）通信チップセット開発のオートトークス（イスラエル）に対する投資（金額は非開示）を実行したと発表した。
2008年に創立されたオートトークスは、V2Xチップセット市場の先駆者として、また市場のリーダーとして、最先端のV2Xソリューションを顧客に提供している。2019年から大量展開される予定であるオートトークスの先端技術は、特に、荒天や光の少ない、視界の悪い状況において、他のセンサーからの情報を補完するという。これにより、全体的な路上の安全性が大きく向上し、車両、自動運転車、歩行者が効果的に調和して動くことができるようになるとしている。
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