後場コメント No.7 富士通、エキサイト、やまねメディカル、ジャパンミート、朝日工業など

2017/06/27(火) 15:00
★13:27  富士通-反発 データセンターのラックあたりのサーバ実装密度を向上させるVM制御技術開発
 富士通<6702.T>が反発。同社は26日に、傘下の富士通研究所が、データセンターのラックあたりのサーバ実装密度を向上させる仮想サーバ(以下、VM)制御技術を開発したと発表した。
 これにより、VMが動作しているラックであれば、実装密度の向上による、データセンターのスペース削減が可能となり、サーバラックの稼働効率を90%とした一例では、スペースを40%削減できることを試算したという。富士通研究所では、この技術を富士通のインフラ運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Infrastructure Manager」へ2018年度中に実装する予定としている。

★13:31  エキサイト-4日続伸 分散型SNSマストドンに女性向け「julika」β版開設
 エキサイト<3754.T>が4日続伸。同社は6月27日前場引け後に、分散型SNS「Mastodon」(マストドン)で、女性向けに特化したエキサイト公式インスタンス「julika(ユーリカ) @julika.jp 」β版を開設すると発表した。
 マストドンは、ドイツ在住のオイゲン・ロッコ氏が開発した新しいSNS。ユーザーが1つのサーバーに集まる従来の中央集権型SNSとは異なり、SNS開設用のサーバーを分散して複数立ち上げることができるのが特徴で、そのためのオープンソースプログラムが提供されているとした。

★13:34  やまねメディカル-後場急伸 東証が上場廃止に関する猶予期間から解除
 やまねメディカル<2144.T>が後場急伸。東京証券取引所は6月27日、やまねM株に関して、上場廃止に関する猶予期間から解除すると発表した。同社が提出した有価証券報告書の連結貸借対照表において、事業年度の末日(2017年3月31日)に債務超過の状態が解消されたことが確認されたため。

★13:35  武田薬品-小高い 悪性リンパ腫治療剤のランダム化第3治験で主要評価項目を達成
 武田薬品工業<4502.T>が小高い。同社は27日、米国のシアトルジェネティクスと、悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス」の臨床第3相試験であるECHELON-1試験で主要評価項目を達成し、対照群と比較して統計学的に有意な修正無増悪生存期間の改善が示されたと発表した。
 ECHELON-1試験は、未治療の進行期古典的ホジキンリンパ腫の患者1334名を対象とし、化学療法と併用した場合のアドセトリスの一次(フロントライン)治療としての有用性を検討したランダム化および多施設共同の試験。アドセトリスは、古典的ホジキンリンパ腫に発現しているCD30抗原を標的とした抗体薬物複合体。アドセトリスのホジキンリンパ腫に対する一次治療は現在承認されていないという。

★13:38  ジャパンミート-後場下げ幅拡大 不適切な販売表示で同社および同社従業員3名が書類送検
 ジャパンミート<3539.T>が後場下げ幅拡大。27日13時30分に、同社および同社従業員3名は「医療品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下、薬機法)違反容疑で書類送検されたと発表した。
 2016年8月より同社店舗において販売していた「水素水」に関し、同社が作成した販促物に不適切な販売表示が行われていたことで、「薬機法」の違反容疑で、同社が調査されたものという。同社は、関係当局の捜査に全面的に協力していくとともに、徹底した再発防止および、コンプライアンスに関する一層の管理・監督の強化を図るとしている。

★13:43  朝日工業-4日続伸 種苗事業を強化と報道 新規分野「キュウリ」を採用
 朝日工業<5456.T>が4日続伸。6月27日付け化学工業日報で、同社の種苗事業が厚みを増していると伝えられた。
 今年度、新規分野として取り組んできたキュウリで初めて採用を決めたほか、先行するトマトやカボチャなどでは販売地域を拡大させたもの。同社にとって種苗は新たな領域を切り開くための「挑戦事業」であり、種子供給体制の充実も図り、成長を持続すると報じられた。


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