前場コメント No.12 ＪＳＲ、日本板硝子、ソフトバンク、古河電気工業、アサヒなど
★10:29 ＪＳＲ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 依然として競合他社比で利益水準は低位
ＪＳＲ<4185.T>が4日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、利益予想を増額も依然として競合他社比で利益水準は低位と判断。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続も、目標株価は1810円→1850円と引き上げた。
今18.3期1Qの上期計画に対する進ちょく率が高く（営業利益段階で85％）、前提が保守的なこともあり、上期営業利益は会社計画150億円に対して225億円までの上振れを予想。上期・通期計画の上方修正や、通期計画の純利益増額に伴う増配・自社株買い、2017年10月1日を目指すABS 樹脂事業統合に伴う営業利益上乗せ（統合新社への同社の出資比率は51％を予定しており、純利益の押し上げは限定的）などへの期待感が、当面株価を下支えする可能性があるとした。
ＪＳＲ<4185.T>が4日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、利益予想を増額も依然として競合他社比で利益水準は低位と判断。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続も、目標株価は1810円→1850円と引き上げた。
今18.3期1Qの上期計画に対する進ちょく率が高く（営業利益段階で85％）、前提が保守的なこともあり、上期営業利益は会社計画150億円に対して225億円までの上振れを予想。上期・通期計画の上方修正や、通期計画の純利益増額に伴う増配・自社株買い、2017年10月1日を目指すABS 樹脂事業統合に伴う営業利益上乗せ（統合新社への同社の出資比率は51％を予定しており、純利益の押し上げは限定的）などへの期待感が、当面株価を下支えする可能性があるとした。
★10:32 日本板硝子－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 建築用など全般で利益改善が進む
日本板硝子<5202.T>が8日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、建築用・自動車用ガラス・高機能ガラス全般で利益改善が進んでいると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は900円→960円と引き上げた。
欧州を中心とする自動車用ガラス事業の生産性の向上、高機能ガラス事業の拡販、高付加価値製品比率の上昇などにより、利益回復が進んでいる。今18.3期業績は、欧州の建築用・自動車用ガラス事業を中心に、高い生産性の維持によって利益率が改善し、会社計画およびコンセンサスを上回る利益水準を予想。今18.3期予想の修正や優先株発行の影響などを考慮し、目標株価は引き上げ。好調な業績が確認されるにつれて、株価は上昇する見通し。
日本板硝子<5202.T>が8日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、建築用・自動車用ガラス・高機能ガラス全般で利益改善が進んでいると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は900円→960円と引き上げた。
欧州を中心とする自動車用ガラス事業の生産性の向上、高機能ガラス事業の拡販、高付加価値製品比率の上昇などにより、利益回復が進んでいる。今18.3期業績は、欧州の建築用・自動車用ガラス事業を中心に、高い生産性の維持によって利益率が改善し、会社計画およびコンセンサスを上回る利益水準を予想。今18.3期予想の修正や優先株発行の影響などを考慮し、目標株価は引き上げ。好調な業績が確認されるにつれて、株価は上昇する見通し。
★10:43 ソフトバンクＧ－3日ぶり反発 持分法適用関連会社のアリババ営業益99％増
ソフトバンクグループ<9984.T>が3日ぶり反発。18日付の日経新聞朝刊で、同社の持分法適用関連会社であるアリババ集団（浙江省）が17日発表した2017年4～6月期決算は、営業利益が175億元（約2900億円）と前年同期に比べ99％増えたと報じられたことが、材料視されているもよう。
記事によれば、ネット通販の会員数は7％増にとどまったが、1人当たりの販売額の増加や海外事業の拡大が好業績に寄与したとしている。
ソフトバンクグループ<9984.T>が3日ぶり反発。18日付の日経新聞朝刊で、同社の持分法適用関連会社であるアリババ集団（浙江省）が17日発表した2017年4～6月期決算は、営業利益が175億元（約2900億円）と前年同期に比べ99％増えたと報じられたことが、材料視されているもよう。
記事によれば、ネット通販の会員数は7％増にとどまったが、1人当たりの販売額の増加や海外事業の拡大が好業績に寄与したとしている。
★10:49 古河電気工業－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 総合力で前進を続ける
古河電気工業<5801.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、総合力で前進を続けると注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6100円→6800円と引き上げた。
光関連市場は市場別で強弱感が出ているが、同社の得意とする光ケーブルはデータセンター、海底向けに堅調な推移が続きそう。それ以外の事業では、導電材や銅箔の生産集約、巻線の選択と集中によって、収益性は改善傾向。同業他社と比較し、総合力で業績は堅調な推移が続いている。
光関連市場は光ケーブルは堅調だが、光デバイスは在庫調整傾向。市場全体も伸び率が鈍化し、光デバイス専業メーカーの株価は軟調に推移している。データトラフィックの伸びは続いているうえ、2018年は米国で大手通信会社の光関連の投資増加、2019年以降は5G関連の投資増が予想される。光デバイスは2018年以降の復調をメインシナリオとするが、市場の動きを注視していきたいとした。
古河電気工業<5801.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、総合力で前進を続けると注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6100円→6800円と引き上げた。
光関連市場は市場別で強弱感が出ているが、同社の得意とする光ケーブルはデータセンター、海底向けに堅調な推移が続きそう。それ以外の事業では、導電材や銅箔の生産集約、巻線の選択と集中によって、収益性は改善傾向。同業他社と比較し、総合力で業績は堅調な推移が続いている。
光関連市場は光ケーブルは堅調だが、光デバイスは在庫調整傾向。市場全体も伸び率が鈍化し、光デバイス専業メーカーの株価は軟調に推移している。データトラフィックの伸びは続いているうえ、2018年は米国で大手通信会社の光関連の投資増加、2019年以降は5G関連の投資増が予想される。光デバイスは2018年以降の復調をメインシナリオとするが、市場の動きを注視していきたいとした。
★10:56 アサヒ－マッコーリーが目標株価引き上げ 業績の安定感を再確認
アサヒグループホールディングス<2502.T>が4日ぶり反発。マッコーリー証券では、業績の安定感を再確認とコメント。投資判断「アウトパフォーム」を継続、目標株価を4900円→5500円と引き上げた。
上期決算内容を精査し、今17.12期事業利益予想を1775億円から1915億円へ8％上方修正。主因は、（1）中東欧事業の利益水準が従来想定より高い（従来予想比+90億円、うち無形固定資産償却費の減額修正が38億円）、（2）上期までの想定を上回る国内飲料事業の収益改善を予想に反映（従来比+20億円）ことなどによる。同社国内酒類事業は、天候要因による販売数量下振れリスクに対して、コストコントロール力が高い。業績安定感から、優良ディフェンシブとしての評価が継続する可能性が高いとした。
アサヒグループホールディングス<2502.T>が4日ぶり反発。マッコーリー証券では、業績の安定感を再確認とコメント。投資判断「アウトパフォーム」を継続、目標株価を4900円→5500円と引き上げた。
上期決算内容を精査し、今17.12期事業利益予想を1775億円から1915億円へ8％上方修正。主因は、（1）中東欧事業の利益水準が従来想定より高い（従来予想比+90億円、うち無形固定資産償却費の減額修正が38億円）、（2）上期までの想定を上回る国内飲料事業の収益改善を予想に反映（従来比+20億円）ことなどによる。同社国内酒類事業は、天候要因による販売数量下振れリスクに対して、コストコントロール力が高い。業績安定感から、優良ディフェンシブとしての評価が継続する可能性が高いとした。
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