前場コメント No.16 ＮＥＣ、ズーム、三菱ケミカル、富士機械製造、りそなＨＤなど
★10:43 ＮＥＣ－6日続伸 IoTで米ＧＥと協業本格化 第1弾に画像認識技術を提供
ＮＥＣ<6701.T>が6日続伸。18日付の日経新聞朝刊で、同社があらゆるモノがネットにつながる「IoT」分野で米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）との協業を本格化すると報じられた。
ＧＥが製造業などに展開するIoT基盤システムにＮＥＣの独自技術を組み入れ、ＧＥの顧客が技術を利用できるようにするという。第1弾として画像認識技術の提供を近く始めるとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
ＮＥＣ<6701.T>が6日続伸。18日付の日経新聞朝刊で、同社があらゆるモノがネットにつながる「IoT」分野で米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）との協業を本格化すると報じられた。
ＧＥが製造業などに展開するIoT基盤システムにＮＥＣの独自技術を組み入れ、ＧＥの顧客が技術を利用できるようにするという。第1弾として画像認識技術の提供を近く始めるとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:50 ズーム－大幅続伸 ゼンハイザー社とコラボへ VRコンテンツの制作が簡単に
ズーム<6694.T>が大幅続伸。同社は15日に、オーディオ関連製品の名門企業であるゼンハイザー社（ドイツ ヴェーデマルク）と、ズームの「AMBEO for VR」パートナーシッププログラムに参加することで合意したと発表した。
VRオーディオの市場は高い成長性が見込まれており、ズームグループにおいても今後注力すべき重要な分野と位置付けているため、その一環として、ゼンハイザー社とコラボレーションすることとした。
今回のコラボレーションではSennheiser AMBEO VRマイク用のA-BコンバータをズームF8/F4に搭載することにより、VRコンテンツクリエイターはこれまで以上に便利で簡単にVRコンテンツを制作できるようになるという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ズーム<6694.T>が大幅続伸。同社は15日に、オーディオ関連製品の名門企業であるゼンハイザー社（ドイツ ヴェーデマルク）と、ズームの「AMBEO for VR」パートナーシッププログラムに参加することで合意したと発表した。
VRオーディオの市場は高い成長性が見込まれており、ズームグループにおいても今後注力すべき重要な分野と位置付けているため、その一環として、ゼンハイザー社とコラボレーションすることとした。
今回のコラボレーションではSennheiser AMBEO VRマイク用のA-BコンバータをズームF8/F4に搭載することにより、VRコンテンツクリエイターはこれまで以上に便利で簡単にVRコンテンツを制作できるようになるという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:51 東京海上－ＣＳが目標株価引き下げ ROEの優位性は薄れつつある
東京海上ホールディングス<8766.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、質の高い経営を継続も、ROEの優位性は薄れつつあると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は5280円→4620円と引き下げた。
海外利益がけん引して利益成長を続け、同社計画通りにROEが上昇している。ただし、資本の順調な蓄積により、損害保険他社比で上昇ペースは緩やか。ROEを下げない手段として、資本調整のための一時配当を実施するかを同社は検討中。他2社（ＭＳ＆ＡＤホールディングス、ＳＯＭＰＯホールディングス）に対する利益率の優位性を維持できなければ、バリュエーションのプレミアムが縮小するリスクがあると指摘。
東京海上ホールディングス<8766.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、質の高い経営を継続も、ROEの優位性は薄れつつあると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は5280円→4620円と引き下げた。
海外利益がけん引して利益成長を続け、同社計画通りにROEが上昇している。ただし、資本の順調な蓄積により、損害保険他社比で上昇ペースは緩やか。ROEを下げない手段として、資本調整のための一時配当を実施するかを同社は検討中。他2社（ＭＳ＆ＡＤホールディングス、ＳＯＭＰＯホールディングス）に対する利益率の優位性を維持できなければ、バリュエーションのプレミアムが縮小するリスクがあると指摘。
★10:55 三菱ケミカルＨＤ－7日続伸 技術供与で21.3期までに収益250億円狙う
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が7日続伸。19日付の日経産業新聞で、同社傘下の三菱ケミカル（千代田区）が、自社の製造技術などを他社に供与して収益化を進めると報じられた。
石油化学分野を中心に、21.3期まで5年間の累計で250億円を目指すという。自動車部材や電子材料の高付加価値品に事業をシフトさせるなか、自社では新たな投資を見込みにくい石油化学の技術を外部に供与することで、ライセンス収入などを得る狙いのもよう。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が7日続伸。19日付の日経産業新聞で、同社傘下の三菱ケミカル（千代田区）が、自社の製造技術などを他社に供与して収益化を進めると報じられた。
石油化学分野を中心に、21.3期まで5年間の累計で250億円を目指すという。自動車部材や電子材料の高付加価値品に事業をシフトさせるなか、自社では新たな投資を見込みにくい石油化学の技術を外部に供与することで、ライセンス収入などを得る狙いのもよう。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
★10:57 富士機械製造－丸三が新規「買い」 電子部品実装機の市場拡大を予想
富士機械製造<6134.T>が6日続伸。丸三証券では、車載や家電、サーバー向けをけん引役とした電子部品実装機の市場拡大を予想。投資判断「買い」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
車載や家電、サーバー向けをけん引役とした、富士機械製造の電子部品実装機の中長期的な売上成長を予想。業績拡大期待に対し、現在の株価バリュエーションには投資妙味があると考えているとした。
丸三では、今18.3期は中華系企業に関連した通信機器業界の設備投資が下期も高水準となると考え、会社計画を上回る業績を予想。来19.3期は通信機器業界の設備投資は一服するとみるものの、車載、家電、サーバー（大規模コンピュータ）に関連した設備投資を見込み、成長が続くと予想。
富士機械製造<6134.T>が6日続伸。丸三証券では、車載や家電、サーバー向けをけん引役とした電子部品実装機の市場拡大を予想。投資判断「買い」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
車載や家電、サーバー向けをけん引役とした、富士機械製造の電子部品実装機の中長期的な売上成長を予想。業績拡大期待に対し、現在の株価バリュエーションには投資妙味があると考えているとした。
丸三では、今18.3期は中華系企業に関連した通信機器業界の設備投資が下期も高水準となると考え、会社計画を上回る業績を予想。来19.3期は通信機器業界の設備投資は一服するとみるものの、車載、家電、サーバー（大規模コンピュータ）に関連した設備投資を見込み、成長が続くと予想。
★11:06 りそなＨＤ－続伸 買収したシンガポールの銀行通じ日系企業に融資
りそなホールディングス<8308.T>が続伸。19日付の日刊工業新聞で、同社傘下のりそな銀行（東京都江東区）が、7月に買収、完全子会社化したシンガポールのりそなマーチャントバンクアジア（旧ＡＦＣマーチャントバンク）を通し、今後1年で東南アジア・インド地域に進出する日系企業向けに100億円を新規融資すると報じられた。
M&A（合併・買収）仲介では1年で3件の成約を見込むという。地方銀行との連携も視野に入れ、国内の中堅・中小企業の海外進出を後押しするとされる。今後の収益の伸びへの貢献が期待され、買い優勢となっている。
りそなホールディングス<8308.T>が続伸。19日付の日刊工業新聞で、同社傘下のりそな銀行（東京都江東区）が、7月に買収、完全子会社化したシンガポールのりそなマーチャントバンクアジア（旧ＡＦＣマーチャントバンク）を通し、今後1年で東南アジア・インド地域に進出する日系企業向けに100億円を新規融資すると報じられた。
M&A（合併・買収）仲介では1年で3件の成約を見込むという。地方銀行との連携も視野に入れ、国内の中堅・中小企業の海外進出を後押しするとされる。今後の収益の伸びへの貢献が期待され、買い優勢となっている。
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