前場コメント No.11 リンナイ、マネーフォワード、ピーバン、オークネット、横河電機など

2017/11/17(金) 11:30
★9:57  リンナイ-SMBC日興が目標株価引き下げ 国内事業の苦戦は続いている
 リンナイ<5947.T>が続落。SMBC日興証券では、国内事業の苦戦は続いていると判断。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価を8600円→8500円と引き下げた。
 利益予想を減額修正。同社の高効率給湯器を核とした製品競争力や、海外展開による潜在成長性を評価。しかし、国内市場が成熟して高付加価値商品へのシフトが鈍化しており、PER20倍超は割高と考えるとした。
 今18.3期業績は同社利益計画に未達と予想しているとし、前17.3期と同様に第3四半期決算発表時に通期計画が小幅ながら減額修正されると想定。他方で、その後は海外事業の伸長などで業績モメンタムは改善に向かうと想定され、株価も底打ちする可能性があるとした。

★9:57  マネーフォワード-続伸 企業間後払い決済サービスMF KESSAIとスペースマーケットが連携開始
 マネーフォワード<3994.T>が続伸。同社は16日に、グループ会社であるMF KESSAI(東京都千代田区)が運営する企業間後払い決済サービス「MF KESSAI」と、スペースマーケット(東京都新宿区)が運営する「スペースマーケット」が連携を開始したと発表した。
 「スペースマーケット」は、シェアリングエコノミーと呼ばれる、場所・乗り物・モノ・人・お金などの遊休資産をインターネット上で貸借や売買、交換する新しい領域のサービスという。「MF KESSAI」と「スペースマーケット」が連携することにより、法人の「請求書払い(後払い)」が可能になる。これにより、「スペースマーケット」は法人ユーザーの利用促進を目指すとしている。

★9:57  ピーバンドットコム-SBIが「強気」継続 2Q決算は順調
 ピーバンドットコム<3559.T>が続伸。SBI証券では、2Q決算は順調と判断。投資判断「強気」、目標株価2600円を継続した。
 2Q決算は前年同期の実績(四半期決算を実施していなかったため参考値)に比べ、10.2%増収、21.9%営業増益と順調。四半期ベースでは業績に季節差(売上高は1Qが一番弱く、4Qに行くに従って増加する傾向)があるが、2Q累計の営業利益は1億2900万円と、会社計画の通期の営業利益2億3300万円に対して進ちょく率は55.4%。2Q実績は会社想定線を上回ったもようで、SBIのほぼ想定どおり。SBIの今期および来期以降の業績予想は据え置くとした。

★9:58  オークネット-エースが「中立」継続 四輪やデジタルプロダクツで業績拡大を予想
 オークネット<3964.T>がもみ合い。エース経済研究所では、四輪事業およびデジタルプロダクツ事業のけん引による業績拡大を予想。投資判断「中立」、目標株価1400円を継続した。
 今17.12期3Qは売上高146億円(前年同期比+1%)、営業利益26.1億円(同▲7%)、経常利益26.6億円(同▲5%)、当期利益14.4億円(同+3%)。四輪事業は堅調に推移したが、デジタルプロダクツ事業において買い替え需要が落ち込んだ。
 エースでは、今期計画の達成は厳しくなったと判断。主な要因がスマートフォンの買い替え需要の後ずれによるものであり、今期に取り込めなかった分は来期に計上される。このため、仮に今期計画が未達となっても、同社の企業価値を変えるものではないと考えているとした。

★10:00  横河電機-続伸 産業IoT用小型センサー「スシセンサ」第一弾発売
 横河電機<6841.T>が続伸。同社は16日、プラント内のさまざまなデータを収集してIndustrial IoT(IIoT)を実現する、通信機能とセンサー機能が一体となった小型無線センサー「Sushi Sensor(スシセンサ)」を開発したと発表した。
 第一弾として振動と温度の両センサーを内蔵した無線センサーを、2018年3月より国内で発売する。プラント設備の振動と表面温度をオンライン監視することで、設備異常の早期発見や故障の予知などのプラント保全に貢献する。今後の業績拡大への期待から株価は上昇している。


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