前場コメント No.16 日本テレビ、ＴＢＳＨＤ、アサヒ、デジタルアーツ、ポーラオルビスなど
★10:48 日本テレビ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ テレビ広告市場の低迷などから減額
日本テレビホールディングス<9404.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、テレビ広告市場の低迷などから、業績予想を減額するとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2100円→2150円と引き上げた。
同社はテレビスポット広告市況の低迷が続く中でも、高い視聴率などを背景に同業他社に比べ、高い利益水準を確保している。ただし、さらなる視聴率の上昇への勢いには欠け、地上波テレビ広告収入による利益成長余地は限定的な印象。中長期的な成長に向けて新たな収益の柱の創出が必要。前17.3期～19.3期の中期経営計画において総額500億円の投資枠を設定しているが、中計期間の折り返し地点を過ぎても目立った新規投資が行われておらず、今後の動向が注目されるとした。
日本テレビホールディングス<9404.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、テレビ広告市場の低迷などから、業績予想を減額するとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2100円→2150円と引き上げた。
同社はテレビスポット広告市況の低迷が続く中でも、高い視聴率などを背景に同業他社に比べ、高い利益水準を確保している。ただし、さらなる視聴率の上昇への勢いには欠け、地上波テレビ広告収入による利益成長余地は限定的な印象。中長期的な成長に向けて新たな収益の柱の創出が必要。前17.3期～19.3期の中期経営計画において総額500億円の投資枠を設定しているが、中計期間の折り返し地点を過ぎても目立った新規投資が行われておらず、今後の動向が注目されるとした。
★10:53 ＴＢＳＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 視聴率好調や小売子会社好調で上方修正
ＴＢＳホールディングス<9401.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、視聴率好調や小売子会社好調を受け、業績予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1850円→2500円と引き上げた。
今18.3期、来19.3期業績予想を上方修正。テレビ広告市場は低調ながら、視聴率好調により利益率の高いスポット収入が従来想定を上回るとみられること、オリジナル化粧品「Saborino（サボリーノ）」シリーズのヒットや雑貨小売店「PLAZA」の好調によるスタイリングライフ・HD（スタイリングライフグループ）の収益上振れが主因。テレビ放送収入増加やSLHの好調持続を見込み、20.3期業績は売上高3787億円（前期比1.6％増）、営業利益が301億円（7.1％増）と予想。直近の10月改編期以降も視聴率は好調を維持しており、この傾向は当面維持できると見通し。
ＴＢＳホールディングス<9401.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、視聴率好調や小売子会社好調を受け、業績予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1850円→2500円と引き上げた。
今18.3期、来19.3期業績予想を上方修正。テレビ広告市場は低調ながら、視聴率好調により利益率の高いスポット収入が従来想定を上回るとみられること、オリジナル化粧品「Saborino（サボリーノ）」シリーズのヒットや雑貨小売店「PLAZA」の好調によるスタイリングライフ・HD（スタイリングライフグループ）の収益上振れが主因。テレビ放送収入増加やSLHの好調持続を見込み、20.3期業績は売上高3787億円（前期比1.6％増）、営業利益が301億円（7.1％増）と予想。直近の10月改編期以降も視聴率は好調を維持しており、この傾向は当面維持できると見通し。
★10:53 アサヒ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 事業ポートフォリオの再構築が進む
アサヒグループホールディングス<2502.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・シタンレー証券では、事業ポートフォリオの再構築が進むと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4500円→5200円と引き上げた。
約1兆2000億円を投入して買収した欧州事業が想定以上の立ち上がりとなったことに加えて、康師傅飲品社株式売却などによる資産の入れ替え計画も想定以上のペースで進んでいる。これらを踏まえて業績予想を見直すとしたが、株価はこれらの大半は織り込んでいると判断。今後は、来期以降の欧州事業の成長持続性と国内業務用ビールの値上げによる業績インパクトに注目。なお、欧州事業はプレミアム化を軸とした経営方針により、当初の計画以上の立ち上げとなっているもよう。
アサヒグループホールディングス<2502.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・シタンレー証券では、事業ポートフォリオの再構築が進むと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4500円→5200円と引き上げた。
約1兆2000億円を投入して買収した欧州事業が想定以上の立ち上がりとなったことに加えて、康師傅飲品社株式売却などによる資産の入れ替え計画も想定以上のペースで進んでいる。これらを踏まえて業績予想を見直すとしたが、株価はこれらの大半は織り込んでいると判断。今後は、来期以降の欧州事業の成長持続性と国内業務用ビールの値上げによる業績インパクトに注目。なお、欧州事業はプレミアム化を軸とした経営方針により、当初の計画以上の立ち上げとなっているもよう。
★10:56 デジタルアーツ－続伸 標的型攻撃対策ソリューションでバンキングマルウェアのブロックを確認
デジタルアーツ<2326.T>が続伸。同社は17日に、同社の標的型攻撃対策ソリューションにおいて、不正送金を目的としたインターネットバンキングを攻撃するマルウェアのブロックが確認できたと発表した。
同社が提供する企業・官公庁向けWebセキュリティソフト「i-FILTER」Ver.10とメールセキュリティソフト「m-FILTER」Ver.5を連携して使用することで、「Ursnif」「Dreambot」などの入手した検体と同一のマルウェアで検証した結果、ブロックが可能なことが実証されたとしている。
デジタルアーツ<2326.T>が続伸。同社は17日に、同社の標的型攻撃対策ソリューションにおいて、不正送金を目的としたインターネットバンキングを攻撃するマルウェアのブロックが確認できたと発表した。
同社が提供する企業・官公庁向けWebセキュリティソフト「i-FILTER」Ver.10とメールセキュリティソフト「m-FILTER」Ver.5を連携して使用することで、「Ursnif」「Dreambot」などの入手した検体と同一のマルウェアで検証した結果、ブロックが可能なことが実証されたとしている。
★10:57 ポーラオルビス－ＣＳが目標株価引き上げ 18年以降も2ケタ利益成長と安定感抜群
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、18年以降も2ケタ利益成長で安定感抜群と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は3400円→4200円と引き上げた。
POLAブランドの「リンクルショット メディカル セラム」の3Q販売額は会社計画線での進ちょくだが、その他の高級スキンケア商品へのクロスセル、新規顧客獲得が奏功し、販売は拡大。来期以降はそのクロスセル戦略が継続するかが最も重要なカタリスト。3Q決算を見る限りでは、懸念する必要はなさそう。なお、3Qの順調な利益成長に鑑みて、4Q決算発表時に増配を発表する可能性は高いと想定。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、18年以降も2ケタ利益成長で安定感抜群と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は3400円→4200円と引き上げた。
POLAブランドの「リンクルショット メディカル セラム」の3Q販売額は会社計画線での進ちょくだが、その他の高級スキンケア商品へのクロスセル、新規顧客獲得が奏功し、販売は拡大。来期以降はそのクロスセル戦略が継続するかが最も重要なカタリスト。3Q決算を見る限りでは、懸念する必要はなさそう。なお、3Qの順調な利益成長に鑑みて、4Q決算発表時に増配を発表する可能性は高いと想定。
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