前場コメント No.13 神戸物産、ダイセキ、ダイセキ環境、RIZAPG、セーレンなど

2018/01/16(火) 11:30
★10:20  神戸物産-急騰 中期経営計画の上方修正と増配を発表
 神戸物産<3038.T>が急騰。同社は15日に、中期経営計画の上方修正を発表した。
 17.10期の業績は堅調に推移し、売上高や各段階利益は過去最高額となった。また、18.10期についても、初月の業務スーパー既存店への出荷実績が104.2%となるなど好調なスタートとなっている。利益面についても、不採算事業の縮小によるコスト削減やさらなるPB商品比率の向上などにより継続した増益を見込んでいる。これらの理由により20.10期の数値目標について、売上高を従来の2850億円から2900億円に、営業利益を従来の150億円から170億円に上方修正することとした。
 併せて、18.10期の期末配当予想を50円→60円(前期は50円)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。

★10:22  ダイセキ-いちよしがフェアバリュー引き上げ リサイクル燃料の見通しを引き上げ
 ダイセキ<9793.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、リサイクル燃料事業の見通しを引き上げ。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3500円→4200円と引き上げた。
 今18.2期3Q累計(3~11月)業績は、売上高363億円(前年同期比7.5%増)、営業利益65億円(同17.5%増)。売上面のインパクトが大きい上場子会社のダイセキ環境ソリューション(1712)が通期計画を下方修正したことを受けて、連結売上高予想を引き下げるとしたが、利益は採算性の高いダイセキ単体のリサイクル燃料事業の好調が吸収する見込み。ダイセキ環境ソリューション以外の子会社事業も好調で、利益面の強気の予想に変更はなし。来19.2期以降、さらにリサイクル燃料など資源関連事業の好調が強まると考え、業績予想を上方修正。

★10:26  ダイセキ環境-いちよしがフェアバリュー引き下げ 成長期入りが約1年遅れる
 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が6日続落。いちよし経済研究所では、レーティング「A」を継続も、成長期入りが約1年遅れるとみて、フェアバリューは2000円→1900円と引き下げた。
 今18.2期3Q累計(3~11月)業績は、売上高103億円(前年同期比5.9%減)、営業利益6億円(同44.3%減)。3Q(9~11月)の土壌処理量は16万トンで、2Q(6~8月)の20万トン比17%減と伸び悩んだ。さらに、4Q(12~2月)に計上予定の大型案件の計上時期が一部来19.2期にズレ込む見通しとなったことから、通期の業績計画は下方修正された。いちよしも業績予想を引き下げ。ただし、従来より約1年遅れのペースだが中長期の成長性に変化はないと判断。

★10:29  RIZAPG-上げ幅拡大 ファミマ・サークルKで「RIZAP サラダチキンバーレモン」など5種類発売
 RIZAPグループ<2928.SP>が上げ幅拡大。同社は16日10時、同社監修の新商品としてファミリーマート(豊島区)から「RIZAP サラダチキンバーレモン(本体147円)」など5種類を全国のファミリーマート・サークルK・サンクス約1万8000店で順次発売すると発表した。
 RIZAPグループ、ファミリーマート、伊藤忠商事<8001.T>は食品開発・販売を含むヘルスケア・ライフスタイル領域全般で協業する旨の業務提携を2016年10月に締結している。

★10:34  セーレン-続伸 『第4回ウェアラブルEXPO』にフレキシブル導電性繊維を出展
 セーレン<3569.T>が続伸。同社は1月15日の大引け後に、『第4回ウェアラブルEXPO』(1月17日~19日、東京ビッグサイト)に、エレクトロニクス材料を代表するフレキシブル導電性繊維を出展すると発表した。
 世界最大のウェアラブル専門展といわれており、最新のウェアラブル端末から、活用ソリューション、AR/VR技術、最新ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関するすべてが出展する展示会。今回の展示会では、フレキシブル導電性繊維の特性を活かしたフレキシブル導電素材を提案するとした。


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