前場コメント No.15 デンソー、さくらインターネット、テイツー、大同メタル、新電元工業など
★10:57 デンソー-東海東京が目標株価引き上げ ようやく株式市場でその実力が認識され始めた
デンソー<6902.T>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、ようやく株式市場でその実力が認識され始めたと判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を6480円→8500円と引き上げた。
これまで海外メガサプライヤーに対して電動化や自動運転などの新技術に劣後していたとみなされてきたこともあったが、トヨタからの新技術への積極的な取り組み表明やデンソーによる明確な関連情報開示、グループ再編ならびにアライアンス・投融資戦略の加速を通じて、正当な評価が浸透してきたと推察。中期計画では21.3期に売上営業利益率(その他収支除く)8%台後半を目指し、けん引役としてADAS(先進運転支援システム)や電動化、コネクテッドカーを想定。新分野の収益貢献は高まる見込み。株価バリュエーションの水準は、自動車部品株の範疇から脱却、エレクトロニクス企業や欧米メガサプライヤー並みに引き上げられていく可能性があると注目。
デンソー<6902.T>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、ようやく株式市場でその実力が認識され始めたと判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を6480円→8500円と引き上げた。
これまで海外メガサプライヤーに対して電動化や自動運転などの新技術に劣後していたとみなされてきたこともあったが、トヨタからの新技術への積極的な取り組み表明やデンソーによる明確な関連情報開示、グループ再編ならびにアライアンス・投融資戦略の加速を通じて、正当な評価が浸透してきたと推察。中期計画では21.3期に売上営業利益率(その他収支除く)8%台後半を目指し、けん引役としてADAS(先進運転支援システム)や電動化、コネクテッドカーを想定。新分野の収益貢献は高まる見込み。株価バリュエーションの水準は、自動車部品株の範疇から脱却、エレクトロニクス企業や欧米メガサプライヤー並みに引き上げられていく可能性があると注目。
★10:58 さくらインターネット-大幅に7日続伸 IoTネットワーク最低1台からできるサービス開始へ
さくらインターネット<3778.T>が変わらず挟み大幅に7日続伸。16日付の日本経済新聞朝刊で、同社があらゆるモノがネットにつながるIoTのネットワークを最低1台の機器からつくることができるサービスを2月1日に始めると報じられた。
記事によれば、カメラなどの機器に専用のSIMカードを挿すだけで、高速通信のLTEを使って同社のサーバーと通信できるという。遠隔地の監視カメラから緊急時に事業所へ画像を送る、自販機の販売記録を本社に集約するといった使い方を想定している。独自の通信網を使うため安全性も高く、3~5年で100万台の契約を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
さくらインターネット<3778.T>が変わらず挟み大幅に7日続伸。16日付の日本経済新聞朝刊で、同社があらゆるモノがネットにつながるIoTのネットワークを最低1台の機器からつくることができるサービスを2月1日に始めると報じられた。
記事によれば、カメラなどの機器に専用のSIMカードを挿すだけで、高速通信のLTEを使って同社のサーバーと通信できるという。遠隔地の監視カメラから緊急時に事業所へ画像を送る、自販機の販売記録を本社に集約するといった使い方を想定している。独自の通信網を使うため安全性も高く、3~5年で100万台の契約を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:59 テイツー-6日ぶり大幅反落 3Q累計営業赤字1.8億円 古本・新品トレカ市場の落ち込み響く
テイツー<7610.T>が6日ぶり大幅反落。同社は15日、18.2期3Q累計(3-11月)の営業損益が1.8億円の赤字だったと発表した。
マルチパッケージ販売事業で古本・新品トレーディングカードの市場環境の落ち込みが影響した。
テイツー<7610.T>が6日ぶり大幅反落。同社は15日、18.2期3Q累計(3-11月)の営業損益が1.8億円の赤字だったと発表した。
マルチパッケージ販売事業で古本・新品トレーディングカードの市場環境の落ち込みが影響した。
★11:00 大同メタル-東海東京が「OP」へ引き上げ 業績は上期を底に反転へ
大同メタル工業<7245.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、業績は上期を底に反転すると想定。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を1000円→1450円と引き上げた。
業績は下期から拡大に向かい、株価には悪材料が織り込まれたと判断。国内外の自動車メーカーからの旺盛なエンジン用軸受の需要は、世界的なエンジンのダウンサイジングのトレンドの中で、ターボ装着エンジンが拡大していることにつれて高付加価値の製品販売が増加、収益性の向上とともに業績に貢献すると見込まれる。これまでの経営課題であり、業績への悪影響を及ぼしてきたメキシコの生産ロスは収束、また不振が続く船舶向け軸受でも英国での減損や保守的な計画などを通じて、コントロールを取り戻すことができていると指摘。
大同メタル工業<7245.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、業績は上期を底に反転すると想定。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を1000円→1450円と引き上げた。
業績は下期から拡大に向かい、株価には悪材料が織り込まれたと判断。国内外の自動車メーカーからの旺盛なエンジン用軸受の需要は、世界的なエンジンのダウンサイジングのトレンドの中で、ターボ装着エンジンが拡大していることにつれて高付加価値の製品販売が増加、収益性の向上とともに業績に貢献すると見込まれる。これまでの経営課題であり、業績への悪影響を及ぼしてきたメキシコの生産ロスは収束、また不振が続く船舶向け軸受でも英国での減損や保守的な計画などを通じて、コントロールを取り戻すことができていると指摘。
★11:03 ジェネパ-大幅に5日続伸 12月度売上高15.6%増 単月で過去最高
ジェネレーションパス<3195.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、12月度月次売上高が前年同月比15.6%増の9.5億円だったと発表した。単月では過去最高の売上高となった。
ジェネレーションパス<3195.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、12月度月次売上高が前年同月比15.6%増の9.5億円だったと発表した。単月では過去最高の売上高となった。
★11:08 新電元-反発 EV用急速充電器を開発
新電元工業<6844.T>が反発。16日付の日刊工業新聞で、同社が日系メーカーで初めて最大出力120キロワットの電気自動車(EV)用急速充電器を開発し、4月から受注を始めると報じられた。
日本の急速充電規格「チャデモ」の最新版に対応し、充電時間を従来比6割短縮できるという。車載電池の大容量化により短時間で充電可能な高出力対応の急速充電器の需要が拡大する見通しとされる。新電元は他社に先駆けて提案し国内シェアを50%まで引き上げるもよう。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
新電元工業<6844.T>が反発。16日付の日刊工業新聞で、同社が日系メーカーで初めて最大出力120キロワットの電気自動車(EV)用急速充電器を開発し、4月から受注を始めると報じられた。
日本の急速充電規格「チャデモ」の最新版に対応し、充電時間を従来比6割短縮できるという。車載電池の大容量化により短時間で充電可能な高出力対応の急速充電器の需要が拡大する見通しとされる。新電元は他社に先駆けて提案し国内シェアを50%まで引き上げるもよう。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
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