東洋紡-反発 R&Iが発行体格付けを「BBB+」→「A-」 財務基盤は着実に改善
東洋紡<3101.T>が7日ぶり反発。格付け会社の格付投資情報センター(R&I)が1月18日、同社の発行体格付けを「BBB+」→「A-」と引き上げており、材料視されているもよう。格付けの方向性じは「安定的」。
収益基盤が安定してきたことに伴い、財務基盤は着実に改善が進んできたと指摘。約450億円の土地再評価差額金が含まれているとはいえ、自己資本は利益蓄積により厚みを増し、同比率は上昇基調にある。債務とキャッシュフローのバランスも改善。収益の水準・安定性が高まっていることや財務規律を考えれば、財務バランスは緩やかながら改善が進むとみているとした。ザイロン繊維に関する訴訟関連で一定の財務負担が生じても、財務基盤に多大な影響を及ぼすことは想定していないとした。
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