前場コメント No.11 朝日インテック、ＮＩＳＳＨＡ、豊田通商、ポールトゥウィン、特種東海製紙など
★9:53 朝日インテック－野村が目標株価引き上げ 中国特需の反動は軽微と判断
朝日インテック<7747.T>が3日続落。野村証券では、中国特需の反動は軽微と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4700円→4900円と引き上げた。
10～12月期には競合2社の供給難を理由に、欧米で2.7億円、中国で2.5億円の特需が発生していたことはすでに知られている。会社は今18.6期の通期予想を据え置いた理由として、競合2社の供給再開による反動減の影響がわからないためと説明。ただし、野村の考えでは、競合他社のうち1社は台風による一時的な工場停止であり、すでに復旧済みであることから若干の反動が予想されるも、中国では1年以上も供給難が続いているため、同社製品を使い慣れた医師が競合製品に切り替える可能性は低い。この結果、今18.6期以降の中国売上高予想を上方修正したとしている。
朝日インテック<7747.T>が3日続落。野村証券では、中国特需の反動は軽微と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4700円→4900円と引き上げた。
10～12月期には競合2社の供給難を理由に、欧米で2.7億円、中国で2.5億円の特需が発生していたことはすでに知られている。会社は今18.6期の通期予想を据え置いた理由として、競合2社の供給再開による反動減の影響がわからないためと説明。ただし、野村の考えでは、競合他社のうち1社は台風による一時的な工場停止であり、すでに復旧済みであることから若干の反動が予想されるも、中国では1年以上も供給難が続いているため、同社製品を使い慣れた医師が競合製品に切り替える可能性は低い。この結果、今18.6期以降の中国売上高予想を上方修正したとしている。
★9:58 ＮＩＳＳＨＡ－野村が目標株価引き下げ 18年下期にデバイス需要が急回復
ＮＩＳＳＨＡ<7915.T>が反落。野村証券では、18年下期にデバイス需要が急回復するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→3200円と引き下げた。
足元はスマホ向け大型案件でデバイス事業が急拡大しており、中長期的には医療機器や自動車分野のM&A（合併・買収）などにより、IT分野に偏重しない体制構築を進めていく方針。印刷・成膜・積層・成形・パターンニングといったコア技術を核とした、多角化戦略の進展に引き続き注目。
今18.12期は、上期はタッチセンサーの需要落ち込みが厳しいものの、下期はLCD向けも含めた出荷の急回復が見込まれるとした。
ＮＩＳＳＨＡ<7915.T>が反落。野村証券では、18年下期にデバイス需要が急回復するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→3200円と引き下げた。
足元はスマホ向け大型案件でデバイス事業が急拡大しており、中長期的には医療機器や自動車分野のM&A（合併・買収）などにより、IT分野に偏重しない体制構築を進めていく方針。印刷・成膜・積層・成形・パターンニングといったコア技術を核とした、多角化戦略の進展に引き続き注目。
今18.12期は、上期はタッチセンサーの需要落ち込みが厳しいものの、下期はLCD向けも含めた出荷の急回復が見込まれるとした。
★10:03 豊田通商－ＴＩＷが「2+」継続 19.3期も堅調な業績を見込む
豊田通商<8015.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、来19.3期も堅調な業績を見込むとコメント。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
強気を維持する理由は（1）18.3期3Q累計（4～12月）、3Q（10～12月）が好決算となり、通期の着地が会社予想を上回る公算が大きい、（2）19.3期以降も堅調な業績展開が見込まれることなどを踏まえると、18.3期ＴＩＷ予想のPER10.7倍など、株価指標面で割安感が強いなどとした。
豊田通商<8015.T>が反落。投資情報会社のＴＩＷでは、来19.3期も堅調な業績を見込むとコメント。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
強気を維持する理由は（1）18.3期3Q累計（4～12月）、3Q（10～12月）が好決算となり、通期の着地が会社予想を上回る公算が大きい、（2）19.3期以降も堅調な業績展開が見込まれることなどを踏まえると、18.3期ＴＩＷ予想のPER10.7倍など、株価指標面で割安感が強いなどとした。
★10:05 ポールトゥウィン－6日ぶり反落 ICT Health Care Solutionサービスを提供するＹＵＷＡに資本参加
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657.T>が6日ぶり反落。同社は21日に、ICT Health Care Solutionサービスを提供するＹＵＷＡ（東京都千代田区）へ出資を行ったと発表した。
ＹＵＷＡでは、テレビ電話を使った禁煙治療と特定保健指導について、健保組合を顧客とし、被組合員をエンドユーザーとする健康管理事業を開始している。同社グループでは、デバッグ・検証、ネットサポート事業領域をコンテンツの分野から成長可能性の高いヘルスケア分野へ拡大することを目的として、資本参加することにした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657.T>が6日ぶり反落。同社は21日に、ICT Health Care Solutionサービスを提供するＹＵＷＡ（東京都千代田区）へ出資を行ったと発表した。
ＹＵＷＡでは、テレビ電話を使った禁煙治療と特定保健指導について、健保組合を顧客とし、被組合員をエンドユーザーとする健康管理事業を開始している。同社グループでは、デバッグ・検証、ネットサポート事業領域をコンテンツの分野から成長可能性の高いヘルスケア分野へ拡大することを目的として、資本参加することにした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★10:07 特種東海－続落 ラミネート加工で手術用使い捨て床シート開発
特種東海製紙<3708.T>が続落。22日付の日刊工業新聞で、同社が樹脂と紙のラミネート加工技術を生かし、手術室用ディスポーザブル（使い捨て）床シートを製品化すると報じられた。
紙加工品事業子会社のトライフ（静岡県島田市）で製造し、同社がトップシェアを持つ業務用ペーパータオルの医療機関向け販路を活用して普及を図るという。ラミネート製品は現在、ワンプと呼ばれる製紙用包装紙や、業務用の食品シートなどが主力。今後、医療分野のほか建装材なども対象にして、ラミネート技術の用途開発を進めるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
特種東海製紙<3708.T>が続落。22日付の日刊工業新聞で、同社が樹脂と紙のラミネート加工技術を生かし、手術室用ディスポーザブル（使い捨て）床シートを製品化すると報じられた。
紙加工品事業子会社のトライフ（静岡県島田市）で製造し、同社がトップシェアを持つ業務用ペーパータオルの医療機関向け販路を活用して普及を図るという。ラミネート製品は現在、ワンプと呼ばれる製紙用包装紙や、業務用の食品シートなどが主力。今後、医療分野のほか建装材なども対象にして、ラミネート技術の用途開発を進めるとされる。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★10:13 日本特殊陶業－続落 欧州委員会が制裁金約40億円を決定 スパークプラグ販売で違反行為
日本特殊陶業<5334.T>が続落。同社は22日10時に、スパークプラグの過去の販売に関して、欧州競争法に違反する行為を行ったとして、欧州委員会から約3000万ユーロ（約40億円）の制裁金支払いを命ずる決定通知を受けたと発表した。なお、本件にともなう18.3期の通期業績予想の修正はないとしている。
日本特殊陶業<5334.T>が続落。同社は22日10時に、スパークプラグの過去の販売に関して、欧州競争法に違反する行為を行ったとして、欧州委員会から約3000万ユーロ（約40億円）の制裁金支払いを命ずる決定通知を受けたと発表した。なお、本件にともなう18.3期の通期業績予想の修正はないとしている。
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