前場コメント No.15 トヨタ、ＨＩＳ、マツダ、ＤＬＥ、ＴＨＫなど
★11:05 トヨタ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 迫力には欠けるも安定成長は継続しよう
トヨタ自動車<7203.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、迫力には欠けるも安定成長は継続しようとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7400円→7500円と引き上げた。
トップライン成長にやや力強さは欠けるが、米国での新車サイクルはSUV系車種を中心に引き続き良好であり、大手3社の中でも安定したファンダメンタルズを示す見通し。品質費用もピークアウトしており、徐々に収益性が改善する局面と考えられる。収益性が高いASEAN市場ではタイを中心に競争激化の兆しもあり、収益性の低下には一定のリスクを見る必要があると指摘。
トヨタ自動車<7203.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、迫力には欠けるも安定成長は継続しようとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7400円→7500円と引き上げた。
トップライン成長にやや力強さは欠けるが、米国での新車サイクルはSUV系車種を中心に引き続き良好であり、大手3社の中でも安定したファンダメンタルズを示す見通し。品質費用もピークアウトしており、徐々に収益性が改善する局面と考えられる。収益性が高いASEAN市場ではタイを中心に競争激化の兆しもあり、収益性の低下には一定のリスクを見る必要があると指摘。
★11:05 ＨＩＳ－反発 オプショナルツアーのプラットフォームを運営する台湾のＫＫｄａｙに出資
エイチ・アイ・エス<9603.T>が反発。同社は22日に、オプショナルツアーを専門に販売するプラットフォーム「KKday．com」を運営するＫＫｄａｙ（台湾台北）に出資したと発表した。
今回の出資により、ＨＩＳが展開する海外70ヵ国157都市273拠点が持つ豊富なツアー商品のオンライン展開の加速、ＫＫｄａｙのビックデータを活用したデジタルマーケティングの活用が見込まれるという。また、今後は戦略的な事業パートナーとして、プラットフォームとしてのビジネスモデルで台湾やアジアでの強力な販路をさらに拡大させるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
エイチ・アイ・エス<9603.T>が反発。同社は22日に、オプショナルツアーを専門に販売するプラットフォーム「KKday．com」を運営するＫＫｄａｙ（台湾台北）に出資したと発表した。
今回の出資により、ＨＩＳが展開する海外70ヵ国157都市273拠点が持つ豊富なツアー商品のオンライン展開の加速、ＫＫｄａｙのビックデータを活用したデジタルマーケティングの活用が見込まれるという。また、今後は戦略的な事業パートナーとして、プラットフォームとしてのビジネスモデルで台湾やアジアでの強力な販路をさらに拡大させるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★11:08 マツダ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 米国事業の苦戦続く 来期は減益不可避か
マツダ<7261.T>が4日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、米国事業の苦戦続き、来期は減益不可避かとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1500円→1400円と引き下げた。
為替の円高シフト、米国セダン市場の縮小と競争激化、固定費負担の増加が重なり、来19.3期の減益は不可避な情勢と見られる。特に苦戦が続く米国セダン市場では競合メーカーのモデルチェンジが相次ぎ、サイクルで苦しいマツダにとって、来19.3期は正念場。インセンティブの上昇リスクにも留意したいとした。中長期の戦略は正しいが、次期パワートレイン「SkyActiv X」投入前の「産みの苦しみ」がもう少し続く見通し。
マツダ<7261.T>が4日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、米国事業の苦戦続き、来期は減益不可避かとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1500円→1400円と引き下げた。
為替の円高シフト、米国セダン市場の縮小と競争激化、固定費負担の増加が重なり、来19.3期の減益は不可避な情勢と見られる。特に苦戦が続く米国セダン市場では競合メーカーのモデルチェンジが相次ぎ、サイクルで苦しいマツダにとって、来19.3期は正念場。インセンティブの上昇リスクにも留意したいとした。中長期の戦略は正しいが、次期パワートレイン「SkyActiv X」投入前の「産みの苦しみ」がもう少し続く見通し。
★11:13 ＤＬＥ－上げ幅拡大 米交流アプリ「escapex」の日本での独占契約を締結
ディー・エル・イー<3686.T>が上げ幅拡大。同社は23日11時、子会社のＷＴＯＫＹＯ（渋谷区）が、米エスケープエックスが開発したデジタルコミュニケーションアプリ「escapex」の日本での独占パートナー契約を締結したと発表した。
escapexはソーシャルフィードを通してファンが楽しめる理想的な環境を提供する一方で、配信者は広告収入だけでなく新しい形態の収益化が見込める。日本での配信第一弾としてプロサッカー選手の本田圭佑を起用し、「メキシコで試合観戦、試合後に本田選手と会える権利」を提供する計画とした。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
ディー・エル・イー<3686.T>が上げ幅拡大。同社は23日11時、子会社のＷＴＯＫＹＯ（渋谷区）が、米エスケープエックスが開発したデジタルコミュニケーションアプリ「escapex」の日本での独占パートナー契約を締結したと発表した。
escapexはソーシャルフィードを通してファンが楽しめる理想的な環境を提供する一方で、配信者は広告収入だけでなく新しい形態の収益化が見込める。日本での配信第一弾としてプロサッカー選手の本田圭佑を起用し、「メキシコで試合観戦、試合後に本田選手と会える権利」を提供する計画とした。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★11:17 イマジカロボット－プラス転換 スーパーハイビジョン技術用いた高臨場感ドーム映像実証実験を実施
イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>がプラス転換。同社は23日11時に、コニカミノルタ<4902.T>と共に、映像配信高度化機構およびＮＨＫエンタープライズの協力のもと、ライブビューイング・プラットフォームの検証を兼ねた、高臨場感ドーム映像の試写会を開催すると発表した。
この試写会は、スーパーハイビジョン技術を用いた、ドームシアターでの高臨場感映像の上映シミュレーションによる新しい映像体験の実証実験という。ライブを想定した上映実験によって、今後のドームシアターでのライブビューイングの手法確立と検証を行うとしている。
イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>がプラス転換。同社は23日11時に、コニカミノルタ<4902.T>と共に、映像配信高度化機構およびＮＨＫエンタープライズの協力のもと、ライブビューイング・プラットフォームの検証を兼ねた、高臨場感ドーム映像の試写会を開催すると発表した。
この試写会は、スーパーハイビジョン技術を用いた、ドームシアターでの高臨場感映像の上映シミュレーションによる新しい映像体験の実証実験という。ライブを想定した上映実験によって、今後のドームシアターでのライブビューイングの手法確立と検証を行うとしている。
★11:18 ＴＨＫ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 生産能力増強に伴う大幅増益を想定
ＴＨＫ<6481.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、生産能力増強に伴う大幅増益を想定。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は4200円→4700円と引き上げた。
生産能力増強/値上げ効果を踏まえ、今18.12期通期営業利益予想は過去最高水準を大きく上回るもの。ただし、足もとの強い受注水準に先行発注が多数含まれており、今後の減速リスクは大きいとみているとした。
17年10～12月受注は全地域が過去最高水準を更新。特に、日本/中国は7～9月の高い受注水準からさらなる大幅拡大を達成した。現在の受注は先行発注や二重発注が押し上げているため、来期以降の受注ダウンサイドリスクが大きいと指摘。
ＴＨＫ<6481.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、生産能力増強に伴う大幅増益を想定。投資判断「Equal-weight」を継続も、目標株価は4200円→4700円と引き上げた。
生産能力増強/値上げ効果を踏まえ、今18.12期通期営業利益予想は過去最高水準を大きく上回るもの。ただし、足もとの強い受注水準に先行発注が多数含まれており、今後の減速リスクは大きいとみているとした。
17年10～12月受注は全地域が過去最高水準を更新。特に、日本/中国は7～9月の高い受注水準からさらなる大幅拡大を達成した。現在の受注は先行発注や二重発注が押し上げているため、来期以降の受注ダウンサイドリスクが大きいと指摘。
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