〔Market Flash〕2月の東京都区部のコアインフレ率は伸び悩みを予想~野村

2018/02/23(金) 12:39
【12:35】2月の東京都区部のコアインフレ率は伸び悩みを予想~野村  野村証券では、3月2日に発表される2月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比+0.7%と、前月から横ばいを予想している。2月のコアコアCPIも同+0.3%と、前月から横ばいで、生鮮食品およびエネルギーを除くCPIも同+0.4%と、前月から横ばいを予想している。昨年来、インフレ率の最大の押し上げドライバーとなっていたエネルギーによる押し上げ寄与度がピークアウトすることで、インフレ率の上昇圧力が弱まるとみている。 【10:50】イタリア総選挙について市場は楽観視~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、為替リポートの中で、イタリア総選挙について考察している。3月4日のイタリア総選挙は、単一政党・会派での過半数議席の獲得は困難との見方から、ポピュリスト政権誕生によるユーロ離脱などのリスクイベントは発生しないとみられている。こうした楽観的な見方が、イタリア10年国債利回りの対ドイツスプレッドの縮小に反映されているとのこと。ただし三菱UFJMSでは、ポピュリスト政権誕生の芽が完全に摘まれたわけではなく、楽観的な見方にやや行きすぎた感もあるとみている。そのため、注意したいイベントであることを指摘している。 【10:00】8月のJPX日経400入れ替えで電通と富士フイルムの復帰を予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、今年8月のJPX日経400の入れ替え銘柄を推定しており、その中で、電通(4324)と富士フイルムHD(4901)についてコメントしている。両銘柄は2017年8月の入れ替えで構成銘柄から削除された。両社は子会社の会計報告に問題が発覚したことから、内部統制報告書に「開示すべき重要な不備がある」との記載が行われた。この記載が行われるとJPX日経400の銘柄選定ユニバースから除外されることから、昨年の入れ替えで削除となった。両社の2017年度の内部統制報告書は未発表だが、SMBC日興では、同様なケースで2年以上連続して内部統制報告書に特別な記載が行われることはまれであることを指摘しており、今年は銘柄選定ユニバースに復帰すると考えている。この場合、両社の定量スコアは十分に高いと見込まれることから、2018年8月の入れ替えで構成銘柄に復帰すると予想している。 【9:20】IR候補地としては大阪や横浜が有力~みずほ  みずほ証券では、政府がIR(統合リゾート)のフレームワークを提示してことを受けてリポートしており、その中で、有力候補地について考察している。IRを誘致するためには、まず都道府県が立候補し、国が都道府県を選定し、その都道府県がカジノ事業者を選ぶ。IRの当初開業数は2~3カ所で議論されており、大阪の夢洲が最有力とみられているほか、神奈川県(横浜市)、北海道(苫小牧市や釧路市など)、長崎県(ハウステンボス)、愛知県(中部国際空港近辺)などが立候補するとみられている。小池百合子東京都知事や翁長雄志沖縄県知事は安倍内閣との関係が良くないため、東京都と沖縄県はIRの有力地に挙がっていないとのこと。政府・自民党は、大規模な都市型IRと中小型の地方型IRを選定したい意向があるようで、最終的には10近いIRが作られる可能性があるとみずほではコメントしている。 【8:45】寄り前気配はJSR、ヒロセ電、TSテック、MS&ADが高い気配値  主力株の寄り前気配では、JSR(4185) +9.15%、ヒロセ電(6806) +6.54%、TSテック(7313) +5.85%、MS&AD(8725) +5.29%、関西電(9503) +4.99%、ユー・エス (4732) +4.93%、OSG(6136) +4.14%、テレビ朝日(9409) +4.10%、旭化成(3407) +4.04%、ブラザー(6448) +3.99%などが高い気配値。  一方、住友ベ(4203) -7.03%、日梱包(9072) -5.00%、コクヨ(7984) -3.60%、山口FG(8418) -2.58%、山合銀(8381) -2.15%、リコー(7752) -2.00%、エア・ウォー (4088) -1.98%、淀川鋼(5451) -1.96%、トヨタ紡織(3116) -1.95%、アドバンテ(6857) -1.80%などが安い気配値となっている。
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