後場コメント No.2 ベネフィットワン、アエリア、スタンレー電気、DeNA、パイプドなど

2018/02/23(金) 15:00
★13:07  ベネフィットワン-いちよしがフェアバリュー引き上げ 働き方改革でビジネス機会拡大
 ベネフィット・ワン<2412.T>が続伸。いちよし経済研究所では、働き方改革に伴う生産性向上の取り組みはビジネス機会拡大につながると想定。レーティング「B」を継続、フェアバリューは2200円→3000円と引き上げた。
 フェアバリューを引き上げる理由は、社会全体での生産性向上の取り組みの加速が、同社の潜在成長力を押し上げると考えたほか、業績の安定につながるストック収益基盤の拡大期待からDCF法の基となるリスクプレミアムを見直しため。なお、今18.3期業績は3Qまでの進ちょくから、対会社計画で弱含みも、株価には織り込み済みと判断。同一労働同一賃金制への移行で18年度より、福利厚生の拡大期に入ると予想されるとした。

★13:12  アエリア-後場プラス転換 イケメン役者育成ゲーム「A3!」中国版CBT開始 配信は2018年夏予定
 アエリア<3758.T>が後場プラス転換。同社は23日13時に、子会社のリベル・エンタテインメント(東京都千代田区)のイケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」(iOS/Android アプリ)について、中国版のCBT(クローズドベータテスト)開始および配信サービス時期の決定をbilibili(中国上海市)と合意したと発表した。
 今回、「A3!」の中国展開について、リベルおよびbilibiliの両社で配信準備を進めてきたが、CBTを23日から実施するとともに、未定であった配信サービス時期を2018年夏(予定)に決定した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★13:20  スタンレー電気-ドイツ証が目標株価引き上げ 為替想定を変更
 スタンレー電気<6923.T>が反発。ドイツ証券では、為替想定を変更。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4700円→4850円と引き上げた。
 従来の為替想定は米ドル112円、中国元16.7円、ユーロ130円。今般、今18.3期の米ドルは111円へ変更(通期ベース)。来19.3期以降は米ドル107円、中国元16.75円、ユーロ132.5円。来19.3期営業利益予想を576億円(旧予想比+5億円)とし、為替想定変更の影響-6億円を反映しているとした。米ドル1円の円高(他通貨も米ドルに連動すると想定)に対する営業利益予想の感応度は-2.1億円にとどまる。これは、同社がグローバルな生産体制を確立しているためと指摘。

★13:24  DeNA-3日ぶり反発 日産と無人運転車両活用した交通サービス 「Easy Ride」実証実験開始
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が3日ぶり反発。同社と日産自動車<7201.T>は23日に、無人運転車両を活用した共同開発中の新しい交通サービス「Easy Ride(イージーライド)」の実証実験を神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺で開始すると発表した。
 この実証実験では、モニター参加者に目的地の設定や配車などの基本的なサービスに加え、移動だけにとどまらない「Easy Ride」の強みである新しい乗車体験を提供する。目的地は専用のモバイルアプリで設定するが、行きたい場所を直接指定する以外に、「やりたいこと」をテキストまたは音声で入力し、おすすめの候補地を表示させてその中から選択することもできるとしている。

★13:36  パイプド-6日続伸 第一環境のインターネット水道受付システム「AQUA WEB DESK」構築
 パイプドHD<3919.T>が6日続伸。同社傘下のパイプドビッツ(東京都港区)は2月23日前場引け後に、第一環境(東京都港区)のインターネット水道受付システム「AQUA WEB DESK」を、情報資産プラットフォーム「スパイラル」で構築したと発表した。
 第一環境の「AQUA WEB DESK」は、Web上で水道の使用開始や中止、市内転居の手続きが行えるインターネット水道受付システム。構築に際し、「スパイラル」を活用したインタビュー記事を、同日に公開したとしている。

★13:42  SBSHD-大幅続伸 「iGOQ」に配送計画機能と位置情報共有機能を追加
 SBSホールディングス<2384.T>が大幅に5日続伸。同社傘下のSBSロジコム(東京都墨田区)は2月23日11時に、物流シェアリング・プラットホーム「iGOQ(イゴーク)」に参加する物流企業向けに、「配送計画機能」と「位置情報共有機能」の提供を開始したと発表した。
 配送計画機能は、事務所で計画(PC側のWebシステムにて作成)した業務内容をドライバーのスマホに表示し、配送の進ちょく報告をすることができる。また、計画画面ではルートの所要時間もシミュレーションでき、実績は運転日報として出力することも可能。
 位置情報共有機能では、自社車両に加えて関連会社やパートナー企業の車両の位置情報を共有できる。実際の業務では自社だけで配送が完結するとは限らず、業務に従事する車両の位置情報を共有することで、荷主から店着時間などの問い合わせにもスピーディに対応が可能。運行管理やドライバーの業務負荷軽減が図られるとした。


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