前場コメント No.8 日本オラクル、日本精機、住友金属鉱山、ＡＯＩＴＹＯ、日本ビルＦなど
★9:51 初値決定－ＳＯＵは24％高の4100円
東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したＳＯＵ<9270.T>の初値は、公開価格3300円の24.24％高となる4100円で付いた。初値出来高は80万6900株で、売買代金は約33.08億円。公開株式数（169万8000株）に対する売却率は47.52％だった。
東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したＳＯＵ<9270.T>の初値は、公開価格3300円の24.24％高となる4100円で付いた。初値出来高は80万6900株で、売買代金は約33.08億円。公開株式数（169万8000株）に対する売却率は47.52％だった。
★9:53 日本オラクル－みずほが目標株価引き上げ クラウド拡大・オンプレ伸び悩みが続こう
日本オラクル<4716.T>が続伸。みずほ証券では、クラウド拡大、オンプレ伸び悩みの構造が続くとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は5630円→8760円と引き上げた。
オンプレミスで限界利益率の高い新規ライセンスの売上高成長率前提は引き下げるが、クラウドの成長率前提引き上げおよび営業費用前提引き下げにより、営業利益予想を引き上げるとした。株式市場の一部では依然として期待が根強い特別配当については、今18.5期の実施はなく、実質ネットキャッシュが2000億円を大きく超える21.5期になると予想。2017年末には特別配当期待を過大に織り込む局面もあったが、2018年初からの調整で過大な期待は後退していることから、投資判断は「中立」を継続。
日本オラクル<4716.T>が続伸。みずほ証券では、クラウド拡大、オンプレ伸び悩みの構造が続くとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は5630円→8760円と引き上げた。
オンプレミスで限界利益率の高い新規ライセンスの売上高成長率前提は引き下げるが、クラウドの成長率前提引き上げおよび営業費用前提引き下げにより、営業利益予想を引き上げるとした。株式市場の一部では依然として期待が根強い特別配当については、今18.5期の実施はなく、実質ネットキャッシュが2000億円を大きく超える21.5期になると予想。2017年末には特別配当期待を過大に織り込む局面もあったが、2018年初からの調整で過大な期待は後退していることから、投資判断は「中立」を継続。
★9:58 日本精機－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 利益成長が不透明
日本精機<7287.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益成長が不透明であり、当面の株価の上値は重いと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2200円→1910円と引き下げた。
開発費増加による利益成長の抑制に加え、四輪事業でのミックス悪化や二輪事業での材料費増加などにより、業績拡大への不透明感が強いという従来からの見方は変わらず。今18.3期営業利益予想は会社計画と同じ125億円まで下方修正するとしたが、二輪事業で3Q（10～12月）に発生した一過性利益約10億円（推定）を含んでおり、実質的には四輪事業を中心に20億円近く下方修正。HUD（Head Up Display）は欧州系高級車向けを中心に順調に売り上げが増加しているが、利益寄与はまだわずかであると推察。18年夏からは英国工場での組立ラインが稼働予定であり、今後も更に販売が拡大すると予想されるが、開発費負担の増加もあり、大幅な増益要因としては当面期待しづらいとした。
日本精機<7287.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、利益成長が不透明であり、当面の株価の上値は重いと想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2200円→1910円と引き下げた。
開発費増加による利益成長の抑制に加え、四輪事業でのミックス悪化や二輪事業での材料費増加などにより、業績拡大への不透明感が強いという従来からの見方は変わらず。今18.3期営業利益予想は会社計画と同じ125億円まで下方修正するとしたが、二輪事業で3Q（10～12月）に発生した一過性利益約10億円（推定）を含んでおり、実質的には四輪事業を中心に20億円近く下方修正。HUD（Head Up Display）は欧州系高級車向けを中心に順調に売り上げが増加しているが、利益寄与はまだわずかであると推察。18年夏からは英国工場での組立ラインが稼働予定であり、今後も更に販売が拡大すると予想されるが、開発費負担の増加もあり、大幅な増益要因としては当面期待しづらいとした。
★10:04 住友金属鉱山－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 業績見通しを引き上げ
住友金属鉱山<5713.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、業績見通しを引き上げ。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5200円→5700円と引き上げた。
目標株価引き上げは、来19.3期業績予想の増額修正が理由。ベースメタルの需給は良好で、当面、金属市況は高値圏で推移する見込み。電気自動車向けのClass1ニッケルは、早ければ21.3期から需給が引き締まるとみられる。電池材料、結晶材料を含む材料事業の収益貢献度は小さく、業績や株価は金属市況への連動性が高い。材料事業の収益水準引き上げが当面の経営課題と指摘。
住友金属鉱山<5713.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、業績見通しを引き上げ。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5200円→5700円と引き上げた。
目標株価引き上げは、来19.3期業績予想の増額修正が理由。ベースメタルの需給は良好で、当面、金属市況は高値圏で推移する見込み。電気自動車向けのClass1ニッケルは、早ければ21.3期から需給が引き締まるとみられる。電池材料、結晶材料を含む材料事業の収益貢献度は小さく、業績や株価は金属市況への連動性が高い。材料事業の収益水準引き上げが当面の経営課題と指摘。
★10:08 ＡＯＩＴＹＯ－4日ぶりに大幅反発 マレーシアのＲＥＳＥＲＶＥ ＴＡＮＫの株式取得 アジア事業強化へ
ＡＯＩ ＴＹＯ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<3975.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は20日に、子会社であるＡＯＩ Ｐｒｏ. ＡＳＩＡ（シンガポール）は、アジア地域における事業のさらなる強化のため、ＲＥＳＥＲＶＥ ＴＡＮＫ（マレーシア）の株式を取得したと発表した。
ＲＥＳＥＲＶＥ ＴＡＮＫは、マレーシア大手テレビCM制作会社のＤＩＲＥＣＴＯＲＳ ＴＨＩＮＫ ＴＡＮＫ、ＴＨＥ ＴＡＮＫＥＲＳ、ＤＩＲＥＣＴＯＲＳ ＴＨＩＮＫ ＴＡＮＫ（シンガポール）の親会社という。同社グループでは、今回の株式取得により業務連携をさらに密にしていくとしている。
ＡＯＩ ＴＹＯ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<3975.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は20日に、子会社であるＡＯＩ Ｐｒｏ. ＡＳＩＡ（シンガポール）は、アジア地域における事業のさらなる強化のため、ＲＥＳＥＲＶＥ ＴＡＮＫ（マレーシア）の株式を取得したと発表した。
ＲＥＳＥＲＶＥ ＴＡＮＫは、マレーシア大手テレビCM制作会社のＤＩＲＥＣＴＯＲＳ ＴＨＩＮＫ ＴＡＮＫ、ＴＨＥ ＴＡＮＫＥＲＳ、ＤＩＲＥＣＴＯＲＳ ＴＨＩＮＫ ＴＡＮＫ（シンガポール）の親会社という。同社グループでは、今回の株式取得により業務連携をさらに密にしていくとしている。
★10:09 日本ビルＦ－ＭＳＭＵＦＧが「OW」へ引き上げ 再評価される余地が相対的に大きい
日本ビルファンド投資法人<8951.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、オフィス市況の見通しが改善するなかでは、再評価される余地が相対的に大きいと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を64.90万円→68.10万円と引き上げた。
オフィス市況に対する過度な警戒感が薄れるなか、オフィス市況に感応度の高いポートフォリオが前向きに評価される可能性がある。株式市場のボラティリティが高止まりする中、相対的に高いバリュエーションが許容されると考えるとした。
日本ビルファンド投資法人<8951.T>が続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、オフィス市況の見通しが改善するなかでは、再評価される余地が相対的に大きいと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を64.90万円→68.10万円と引き上げた。
オフィス市況に対する過度な警戒感が薄れるなか、オフィス市況に感応度の高いポートフォリオが前向きに評価される可能性がある。株式市場のボラティリティが高止まりする中、相対的に高いバリュエーションが許容されると考えるとした。
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