後場コメント No.4 東京応化工業、ピクセラ、佐藤渡辺、日立ハイテク、セイノーなど

2018/03/22(木) 15:01
★13:58  東京応化工業-水戸が「B+」へ引き下げ 18.12期は会社計画利益の上振れを予想
 東京応化工業<4186.T>が大幅に6日続落。水戸証券では、目標株価までの上昇率から、今18.12期は会社計画利益の上振れを予想。レーティングを「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は4900円→5100円と引き上げた。
 今18.12期会社計画は売上高1089億円、営業利益110億円、前年同期と比較した実質増減は8%増収、11%営業増益。材料事業売上高は+4%見込みとやや保守的。ArF用フォトレジストでは次世代DRAMの客先での導入が遅れていることから、ややシェア減少が予想され、回復は下期以降になりそうとした。

★14:06  ピクセラ-後場急伸 ソフトバンクがホークス戦のVRライブ配信する実証実験を材料視
 ピクセラ<6731.T>が後場急伸。ソフトバンクグループ<9984.T>が3月22日14時に、福岡ソフトバンクホークスの開幕3連戦を、VRライブ配信する実証実験を実施すると発表したことが手がかり。
 今回配信する映像は、専用のアプリケーションをダウンロードしたスマートフォンを、VR用ゴーグルにセットして視聴することができ、まるでスタジアムで観戦しているような臨場感を楽しめるというもの。ピクセラが提供する、VR映像を視聴できる専用アプリケーション「パノミル」をダウンロードしたスマートフォンを、市販のVR用ゴーグルに装着して視聴できるとされ、材料視した買いが入っているようだ。

★14:06  佐藤渡辺-後場下げ幅拡大 通期営業益を下方修正 減収や採算性の低下で
 佐藤渡辺<1807.T>が後場下げ幅拡大。同社は22日14時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の22.0億円から11.2億円(前期比51.8%減)に引き下げると発表した。売上高の減少に加え、工事および製品販売の採算性が期初予想よりも低下したことから、前回予想を下回る見込みとなった。

★14:15  日立ハイテク-反発 エンハンス版マイクロ波ECRエッチングモジュールを開発
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が6日ぶり反発。同社は3月22日、次世代半導体デバイス製造プロセスに対応した「エンハンス版マイクロ波ECRエッチングモジュール」を開発したと発表した。日立ハイテクのコンダクターエッチング装置「9000シリーズ」に搭載可能なモジュールであり、7nm以降の最先端半導体デバイスの開発や量産をサポートするとした。

★14:23  三菱重工業-続伸 中国の鞍山鋼鉄向けスラブ連続鋳造機の近代化工事を受注
 三菱重工業<7011.T>が続伸。同社は22日に、傘下のプライメタルズテクノロジーズ(英国ロンドン)が中国の鞍山鋼鉄より、鞍山製鉄所第3製鋼所の2ストランド(条)式スラブ連続鋳造機CCM1の近代化工事を受注したと発表した。
 このプロジェクトは、生産性および製品品質の向上と、さまざまな鋼種や形状を鋳造処理できる柔軟性向上を目的としている。連続鋳造機には、新たに軽圧下システム「DynaGapSoft Reduction」を含む最新設備と技術パッケージを装備し、スラブの内部品質を向上させる。工事は迅速なプロジェクト遂行により休止期間を最小限として、2018年の第3四半期に完工する予定としている。

★14:26  セイノー-もみ合い フードデリバリーのスターフェスティバルと資本・業務提携
 セイノーホールディングス<9076.T>がもみ合い。同社は3月22日に、フードデリバリーサービスを展開する、スターフェスティバル(東京都渋谷区)と資本・業務提携を締結すると発表した。
 今後は、スターフェスティバルが展開する電子商取引で販売される弁当をセイノーグループの物流網に組み込み、両社各々が有するネットワークおよび経営資源を相互に活用することでシナジー効果を創出する。冷凍弁当の保管および輸送を、セイノーグループで食料品のコールドチェーン(低温輸送)を提供する関東運輸(前橋市)と、買い物弱者対策として狭小商圏の宅配サービスを提供するココネット(東京都中央区)が中心となって行う。

★14:34  住友商事-底堅い 米国三井物産が保有する米国油井管問屋を買収
 住友商事<8053.T>が底堅い。同社は22日に、米州住友商事会社(米国ニューヨーク)を通じて、三井物産<8031.T>の在米国法人である米国三井物産が保有する米国油井管問屋Champions Cinco Pipe&Supply(米国テキサス 以下、CCPS)の全持分を取得すると発表した。
 米国は世界最大の油井管市場であり、今後もシェール開発を中心に引き続いての成長が見込まれている。同社グループでは、既に鋼管の製造、加工、問屋網をカバーする幅広いバリューチェーンを確立しているが、今回のCCPSの買収を通じて、顧客・取引先・その他ステークホルダーへの価値提供をさらに強化するとしている。


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