前場コメント No.6 オークネット、デザインワン、千代田化工建設、北川鉄工所、ピーエイなど

2018/04/23(月) 11:31
★9:12  オークネット-3日続伸 台湾「行将企業」の認定中古車事業に「AISブランド」供与
 オークネット<3964.T>が変わらずを挟んで3日続伸。同社は4月20日大引け後に、台湾の中古車オークション会社「行将企業」の行う認定中古車検査事業において、AISブランドのライセンス供与を決定したと発表した。
 ライセンス供与をした行将企業は台湾大手の中古車オークション会社で、累計42万台以上の検査をしている。ライセンス供与をした目的は、台湾における認定中古車市場が拡大の一途をたどる中、実施する認定中古車検査事業「SAA認定」の検査技術や人員育成を強化するためとした。

★9:12  デザインワン-エースが目標株価引き下げ 業績見通しの修正を踏まえて
 デザインワン・ジャパン<6048.T>が4日ぶり反落。エース経済研究所では、「エキテン」の利用店舗増により、業績の拡大が続くと予想。投資判断「中立」を継続、業績見通しの修正を踏まえ、目標株価は1360円→1240円と引き下げた。
 決算発表以降、株価が急騰しているが、1Qが8%営業減益であったことに対し、2Qは一転して+25%営業増益となったことを好感したと見られる。しかし、これは1Qに本社の移転費用を計上したことに加え、先行投資に遅れが生じていることが要因。同社計画では、今期を投資期と位置付け、営業利益が横ばいとなる範囲内で投資を行う計画である。これを踏まえると、下期にかけて営業増益率は低下する公算が大きく、今回の急騰はやや過大な反応であると判断。今回「中立」判断としたが、次回決算で営業増益率が縮小すれば株価の下落要因になると見られるため、次回決算発表後(7月予定)の株価の動きには注意とした。

★9:14  千代田化工建設-続落 ペプチスターと特殊ペプチド医薬品原薬製造施設の工事請負契約
 千代田化工建設<6366.T>が続落。同社は4月20日大引け後に、ペプチスター(大阪府摂津市)と、特殊ペプチド医薬品原薬を製造する施設の設計・調達・建設(EPC)業務の工事請負契約を締結したと発表した。建設する施設は、近年特に成長が期待される中分子医薬品の一種である、特殊ペプチド医薬品原薬の研究開発・製造を行うもの。完成は2019年夏を予定。

★9:14  旭ダイヤモンド-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 円高で営業利益予想を下方修正
 旭ダイヤモンド工業<6140.T>が大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、円高を考慮して営業利益予想を下方修正するも、株価には織り込み済みとみて、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は1500円→1400円と引き下げた。
 為替前提変更(1ドル110円→105円)、DW(ダイヤモンドワイヤー)の販売想定引き下げなどにより、今19.3期以降の営業利益予想を下方修正。
 強気のエクイティストーリーを維持。ポイントは以下の通り。(1)DWは太陽電池に加え、中長期的にはSiC用などへの拡大を予想。(2)輸送機器、機械、建設など各業界向け工具は需要堅調が継続。(3)安定的なキャッシュフローで自己株取得など株主還元策を期待。

★9:15  北川鉄工所-反発 ヒロボーと産業用無人航空機の開発・製造会社設立で基本合意
 北川鉄工所<6317.T>が反発。同社は4月20日大引け後に、ヒロボー(広島県府中市)と産業用無人航空機を開発・製造・販売する新会社の設立について基本合意したと発表した。
 出資企業は北川鉄が90%、ヒロボーが10%を予定。北川鉄では事業参入にあたって、産業用ヘリコプター事業の経験が豊富で、産業用無人航空機分野において競争力のある独自の技術を保有している、ヒロボーと技術・人材・資金を提供する新会社を設立するとした。

★9:18  ピーエイ-続落 郡山市認可小規模保育事業所「ココカラ安積」開所
 ピーエイ<4766.T>が変わらずを挟んで続落。同社は4月20日大引け後に、連結グループ会社のピーエイケア(福島県郡山市)が、福島県郡山市認可の小規模保育事業所を開所したと発表した。「女性の社会進出支援」の一環として待機児童の解消に貢献する目的。


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