前場コメント No.10 デジタルガレージ、住友商事、イオン、沖縄電力、NISSHAなど

2018/04/23(月) 11:31
★10:12  デジタルガレージ-続伸 北海道新聞社とアクセラレータープログラムを始動
 デジタルガレージ<4819.T>が続伸。同社は4月20日大引け後に、北海道新聞社と、北海道でのスタートアップ育成とオープンイノベーションの推進を目的とした共同事業に取り組むことで合意したと発表した。
 両社共同で、北海道内でテクノロジーを活用したプロダクトやサービスを有するスタートアップを育成するアクセラレータープログラム「Open Network Lab HOKKAIDO」を始動する。4月20日より、アクセラレータープログラムに参加するチームの募集を行う。

★10:16  住友商事-7日続伸 マレーシア社と石油・ガス生産貯蔵積出設備の保有で連携
 住友商事<8053.T>が7日続伸。同社は20日、マレーシアの海洋サービス事業者であるインソン・ホールディングスと、浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)と浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備(FSO)の保有・傭船事業に関し長期にわたり共同で案件を推進すると発表した。
 FPSOとFSOは今後堅調な増加が予想される大水深での石油・ガス生産の主要インフラとして、需要拡大が見込まれている。今後の収益貢献への期待から株価は上昇している。

★10:16  イオン-みずほが目標株価引き上げ 収益改善に向けた改革は順調
 イオン<8267.T>が続伸。みずほ証券では、収益改善に向けた改革は順調であり、中期計画に向けた具体策が待たれるとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1700円→2030円と引き上げた。
 前18.2期決算を受け、業績予想を上方修正。経営管理のガバナンス体制が強化された結果、不振事業の収益改善がみずほの想定以上のスピードで進んでいる点を新たに織り込んだとした。一方、2017年12月に発表した21.2期までの中期計画において打ち出されたSM・GMSの企業再編に関しては、スケジュールや手法を含めて具体策は決まっていないもよう。連結業績への寄与や株価評価に構造改革の効果を織り込むのは時期尚早とした。

★10:20  沖縄電力-みずほが目標株価引き上げ 安定的かつ高水準のFCFを見込む
 沖縄電力<9511.T>がもみ合い。みずほ証券では、安定的かつ高水準のFCFを見込むとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2360円→3200円と引き上げた。
 業績予想やバリュエーション水準の見直しを踏まえ、目標株価を引き上げ。今19.3期EPS基準のPERは20倍を超え、電力セクター内では高水準だが、引き続き高水準のFCF確保が見込める。FCFイールドが高い点、健全な財務体質と堅調なFCFをもとに株式分割や自己株式取得実施を通じて着実に株主還元の拡充を進めている点を評価。現値と目標株価のかい離から、投資判断は「中立」を継続。

★10:25  GDO-8日続伸 ゴルフ会員権の相場が上昇に転じたと日経報道で思惑
 ゴルフダイジェスト・オンライン<3319.T>が変わらずを挟んで8日続伸。日本経済新聞・電子版で4月23日9時に、低迷が続いたゴルフ会員権の相場が上昇に転じたと伝えられており、思惑的な買いが流入しているもよう。
 関東ゴルフ会員権取引業協同組合(東京都千代田区)によると、関東圏の2017年度平均の取引価格(主要150コース)は前年度比3%高い173万円と4年ぶりに上昇。法人が高値で買った会員権を売る流れが一巡し、高額帯の買いが増えたもの。株高などフォローの風が会員権相場にようやく波及した格好と報じられている。

★10:28  NISSHA-みずほが目標株価引き下げ 新モデルの生産開始を織り込む展開へ
 NISSHA<7915.T>が続落。みずほ証券では、新モデル(OLEDとLCD)用タッチセンサーの生産開始を織り込む展開へとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は3740円→3150円と引き下げた。
 スマートフォンの新モデル(OLEDモデルとLCDモデル)用タッチセンサーの出荷が今18.12期2Q(4~6月)後半から始まると予想。しかし、既存機種と比較して新機種のほうが費用対効果が高いかどうかは不透明であり、販売が好調に推移するかどうかの予測が困難なため、投資判断「中立」を継続。


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