後場コメント No.5 コンコルディア、セイノー、シチズン時計、エヌリンクス、ＳＣＳＫなど
★13:41 コンコルディア－ＭＳＭＵＦＧが「EW」へ引き下げ 再エントリーのタイミングを模索したい
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が6日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、再エントリーのタイミングを模索したいとコメント。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を660円→650円と引き下げた。
（1）資金利益において統合シナジー効果により、横浜銀行の預貸金利回差の低下幅が縮小傾向にあること、（2）不動産業種以外の業種において融資が増える結果、貸出成長の質の向上が期待できる点はポジティブ。一方、今期にNP増益（前年比64億円増）を計画する主因は、与信費用の減少（同19億円増）や株式関係損益の増加効果が大きく、業務粗利益（同7億円増益計画）や実質業務純益（同4億円増益計画）は従前の市場期待に対し、物足りないととらえられる可能性があるとした。
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が6日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、再エントリーのタイミングを模索したいとコメント。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を660円→650円と引き下げた。
（1）資金利益において統合シナジー効果により、横浜銀行の預貸金利回差の低下幅が縮小傾向にあること、（2）不動産業種以外の業種において融資が増える結果、貸出成長の質の向上が期待できる点はポジティブ。一方、今期にNP増益（前年比64億円増）を計画する主因は、与信費用の減少（同19億円増）や株式関係損益の増加効果が大きく、業務粗利益（同7億円増益計画）や実質業務純益（同4億円増益計画）は従前の市場期待に対し、物足りないととらえられる可能性があるとした。
★13:45 スルガ銀行－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ リスクリワードが魅力的ではない
スルガ銀行<8358.T>が8日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Underweight」を継続、目標株価を1750円→990円と引き下げた。
中期業績の不透明感が継続し、リスクリワードが魅力的ではないとの見方を維持。特に短期的には少なくとも想定される8月以降の業績処分や説明会までは、特にカタリストもなく、ネガティブな報道内容による株価下落リスクが存在すると考えられる。目標株価の下方修正は今19.3業績予想を下方修正し、前提となるROE、適用PBRの引き下げと、BPSの下方修正が要因。ROEとPBRの関係での資本コストは従前と同水準の前提とした。
スルガ銀行<8358.T>が8日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Underweight」を継続、目標株価を1750円→990円と引き下げた。
中期業績の不透明感が継続し、リスクリワードが魅力的ではないとの見方を維持。特に短期的には少なくとも想定される8月以降の業績処分や説明会までは、特にカタリストもなく、ネガティブな報道内容による株価下落リスクが存在すると考えられる。目標株価の下方修正は今19.3業績予想を下方修正し、前提となるROE、適用PBRの引き下げと、BPSの下方修正が要因。ROEとPBRの関係での資本コストは従前と同水準の前提とした。
★13:50 セイノー－大和が目標株価引き上げ 保守的な会社計画はいずれ見直されよう
セイノーホールディングス<9076.T>が4日ぶり反発。大和証券では、保守的な会社計画はいずれ見直されようとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1550円→2250円と引き上げた。
大和予想営業利益は18年度320億円（前期比+14.8％）、19年度343億円（同+7.2％）、20年度355億円（同+3.5％）。燃料価格上昇や労働需給ひっ迫といった外部環境の変化に対し、配送ネットワーク網を維持・拡大し、安定したサービスを提供する上でも、外部戦力も含めた動員力は重要であり、さらなる適正運賃収受に向けた踏み込んだ対応が求められる。また、貨物ミックスの改善や輸送効率アップを通じた収益基盤の増強が求められると指摘。
セイノーホールディングス<9076.T>が4日ぶり反発。大和証券では、保守的な会社計画はいずれ見直されようとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1550円→2250円と引き上げた。
大和予想営業利益は18年度320億円（前期比+14.8％）、19年度343億円（同+7.2％）、20年度355億円（同+3.5％）。燃料価格上昇や労働需給ひっ迫といった外部環境の変化に対し、配送ネットワーク網を維持・拡大し、安定したサービスを提供する上でも、外部戦力も含めた動員力は重要であり、さらなる適正運賃収受に向けた踏み込んだ対応が求められる。また、貨物ミックスの改善や輸送効率アップを通じた収益基盤の増強が求められると指摘。
★13:55 シチズン時計－ＣＳが目標株価引き下げ 費用増が重荷だが安定的な全社増益は可能
シチズン時計<7762.T>が続落。クレディ・スイス証券では、費用増が重荷だが安定的な全社増益は可能とみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は1000円→870円と引き下げた。
今19.3期は費用増が重く（広告宣伝費：前年比30億円増など）、ＣＳ従来想定に対して増益幅が縮小の方向。しかし、時計事業はマルチブランドでの販促効果が出始めており、中期的な成長が可能とみられる。工作機械受注がピークアウトしても来期以降時計をけん引役に全社での増益は可能と考え、強気の見方を継続するとした。
シチズン時計<7762.T>が続落。クレディ・スイス証券では、費用増が重荷だが安定的な全社増益は可能とみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は1000円→870円と引き下げた。
今19.3期は費用増が重く（広告宣伝費：前年比30億円増など）、ＣＳ従来想定に対して増益幅が縮小の方向。しかし、時計事業はマルチブランドでの販促効果が出始めており、中期的な成長が可能とみられる。工作機械受注がピークアウトしても来期以降時計をけん引役に全社での増益は可能と考え、強気の見方を継続するとした。
★13:58 エヌリンクス－反発 ワンセグ受信料返還訴訟は2審も棄却
エヌリンクス<6578.T>が反発。東京都葛飾区の区議が、ワンセグ機能付き携帯電話についてのＮＨＫとの受信契約は無効だとして受信料の返還などを求めた訴訟の控訴審判決が21日、東京高裁で行われ、ワンセグ携帯所有者には受信契約の締結義務があるとの判決が下った。
これに伴い、ＮＨＫの受信料徴収代行を手掛ける同社に、徴収先の拡大に伴う収益増加を期待した買いが入っている。
エヌリンクス<6578.T>が反発。東京都葛飾区の区議が、ワンセグ機能付き携帯電話についてのＮＨＫとの受信契約は無効だとして受信料の返還などを求めた訴訟の控訴審判決が21日、東京高裁で行われ、ワンセグ携帯所有者には受信契約の締結義務があるとの判決が下った。
これに伴い、ＮＨＫの受信料徴収代行を手掛ける同社に、徴収先の拡大に伴う収益増加を期待した買いが入っている。
★13:59 ＳＣＳＫ－上げ幅拡大 生産管理テンプレート「atWill Template」を機能強化
ＳＣＳＫ<9719.T>が上げ幅拡大。同社は6月22日、企業独自の強みを活かしたシステムをスピーディーに構築する生産管理テンプレート「atWill Template」の機能強化版を、同日から提供すると発表した。製造業で起こりうるリスクを想定し、臨機応変に経営のかじ取りができる柔軟な予算計画の作成をサポートするため、機能強化を行ったとした。
ＳＣＳＫ<9719.T>が上げ幅拡大。同社は6月22日、企業独自の強みを活かしたシステムをスピーディーに構築する生産管理テンプレート「atWill Template」の機能強化版を、同日から提供すると発表した。製造業で起こりうるリスクを想定し、臨機応変に経営のかじ取りができる柔軟な予算計画の作成をサポートするため、機能強化を行ったとした。
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