後場コメント No3 ブイキューブ、JSR、NIPPO、亀田製菓、エムスリーなど

2015/01/28(水) 15:00
★12:51  日本駐車場開発-岩井コスモが新規「B+」 足もとの好業績と中期的な成長性を評価
 日本駐車場開発<2353.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、足もとの好業績と中期的な成長性を評価。投資判断「B+」、目標株価135円として、新規カバレッジを開始した。
 今15.7期は0.3円増の3円配当を予定しており、安定的に増配を続けるなど、株主還元に前向きな姿勢を評価。資産を持たない駐車場コンサルティング企業として効率経営で、前期のROEは44.6%と高い水準。事業領域拡大に伴う借入金増加が気になるとしたが、手元資金が十分であること、運転資金が少額のビジネスモデルであることから、特に心配はないとした。

★12:53  ブイキューブ-大幅反発 ラピュータ・ロボティクスに出資 小型無人飛行機商用化へ
 ブイキューブ<3681.T>が大幅反発。28日付「朝日新聞」で、同社がドローン(小型無人飛行機)の商用化を研究するラピュータ・ロボティクス(東京都新宿区)に出資したと報じたことが買い材料視されている。
 出資したラピュータはスイス・チューリヒ工科大学の認定ベンチャー企業。同社はラピュータが持つクラウド・ロボティクス技術と自社のサービスを組み合わせ、ドローンで撮影した映像をリアルタイムに視認できるようにする。橋梁などのインフラ点検や人の立ち入りが困難な高所などでの保守、災害現場での被害状況確認など、さまざまなシーンでの利用を想定したサービスを共同で開発するとされる。

★12:56  JSR-岩井コスモが目標株価引き上げ 来期2ケタ増益へ
 JSR<4185.T>が反発。岩井コスモ証券では、多角化事業の好調と石化系の底打ちで来期2ケタ増益と予想。投資判断「A」を継続、目標株価を2200円→2460円と引き上げた。
 4~12月期営業利益は前年同期比19%増となり、1月中旬に報道された観測記事を大幅に超過。決算発表後に株価は急騰したが、石化系事業に底打ち感が出る一方、多角化事業の収益モメンタムを確認できたことで、もう一段の株価上昇が期待できるとした。多角化事業は半導体材料、FPD材料ともに直近四半期、累計ともに前年同期比2ケタ増収、事業利益率が2割近くまで上昇しており、製品ミックス改善と稼働率上昇が業績をけん引。今後も同様の展開が続くとの見方を示した。

★13:02  NIPPO-下げ幅拡大 道路の舗装復旧工事の入札で談合疑い 前田道路なども
 NIPPO<1881.T>が下げ幅拡大。時事通信 は28日、道路の舗装復旧工事の入札で談合した疑いで、公正取引委員会が同社などを強制調査したようだと伝えた。他に強制調査を受けたとされる、前田道路<1883.T>、日本道路<1884.T>、大林道路<1896.T>、東亜道路工業<1882.T>なども軟調な動きとなっている。

★13:07  亀田製菓-5日続伸 「ぷっくら焼き餅」シリーズの販売地域を拡大
 亀田製菓<2220.T>が5日続伸。同社は28日、2014年5月より京浜地区を中心に販売を行っている「ぷっくら焼き餅」シリーズで顧客からの要望に答え、販売地域を拡大すると発表した。
 『9個 ぷっくら焼き餅 うまみ塩味』『こくみ醤油味』『海苔巻』を2月2日より、首都圏・関西地域・中部地域にてスーパーマーケットなどで発売する。

★13:10 エムスリー-ドイツ証券が目標株価引き上げ 好調持続 中国で「MR君」がスタート
 エムスリー<2413.T>が大幅に8日続伸。ドイツ証券では、好調持続と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1900.0円→2200.0円と引き上げた。
 今15.3期は1~3Q累計で、前年同期比43%(117億円)増収の384億円、営業利益は同20%(20億円)増益の123億円となり、ドイツ予想を上回る好内容。ドイツ証券の見方は変わらないとし、今15.3期営業利益は160億円と、会社計画150億円の超過着地を見込んでいるとした。中国で「MR君」がスタートするなど、中期成長力を評価。

★13:17  ベスト電器-大幅続伸 一部で「株価130円台は大底圏にあり狙い目」と推奨
 ベスト電器<8175.T>が大幅に3日続伸。一部の投資情報会社で、「株価130円台は大底圏にあり狙い目」と推奨していることが材料視されているようだ。
 九州を地盤に展開する家電量販大手でインバウンド消費の恩恵を享受しており、アジアでの出店戦略にも積極的で知名度は高いと指摘。ヤマダ電機傘下入りで、仕入れ共同化やシステム統合などの合理化効果が顕在化。利益率改善により今15.2期営業利益は前期比2.2倍の23億円予想と業績回復が急であるとした。
 また、親会社のヤマダ電は旧村上ファンドの流れを汲む投資ファンド「エフィッシモ キャピタルM」が保有株を買い増す動きをみせていると指摘。PER9倍弱で、PBR0.5倍台と解散価値の半値水準に放置される同社株の割安感も改めて注目されそうとした。


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