後場コメント No.1 味の素、ラクオリア、ヤクルト、ニトリ、アステラスなど
★12：30 エーザイ－反発 通期決算発表を受けて業績予想を見直し 「売り」→「中立」
エーザイ<4523.T>が3日ぶり反発。シティグループ証券では、通期決算発表を受け、業績予想を見直し。投資評価を「3（売り）」→「2（中立）」と引き上げた。目標株価は7300円→7200円と引き上げた。
同社はガンと中枢神経領域への事業集中を進めており、消化器については、味の素とＥＡファーマを設立。事業集中の過程でいくつかの中型製品（制吐剤Akynzeo、E5501）の販売権返還やライセンス権の譲渡などがあり、業績予想は従来比では下方修正。ただし、予想トータルリターンが8.9％となったことから、投資評価は「中立」へ引き上げるとした。 今後は、アルツハイマー病治療薬の進展と新規抗ガン剤に対する期待が株価を決定するものと推察。
エーザイ<4523.T>が3日ぶり反発。シティグループ証券では、通期決算発表を受け、業績予想を見直し。投資評価を「3（売り）」→「2（中立）」と引き上げた。目標株価は7300円→7200円と引き上げた。
同社はガンと中枢神経領域への事業集中を進めており、消化器については、味の素とＥＡファーマを設立。事業集中の過程でいくつかの中型製品（制吐剤Akynzeo、E5501）の販売権返還やライセンス権の譲渡などがあり、業績予想は従来比では下方修正。ただし、予想トータルリターンが8.9％となったことから、投資評価は「中立」へ引き上げるとした。 今後は、アルツハイマー病治療薬の進展と新規抗ガン剤に対する期待が株価を決定するものと推察。
★12：30 味の素－反発 実質的な利益成長の高さを評価 「買い」継続
味の素<2802.T>が3日ぶり反発。シティグループ証券では、実質的な利益成長の高さを評価するとし、投資評価「1（買い）」を継続した。目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
決算発表後の取材を踏まえ、業績予想を下方修正。要因は、(1)飼料用アミノ酸価格予想の引き下げ(約60億円の減益要因)、(2)会社計画並みの原材料高50億円を織り込む、(3)医薬事業売却に伴う利益減(30億円)など。今期は原材料高、ネガティブな為替(58億円)が重なるが、これらを除いた実質営業利益は1016億円、前期比12％増で、オーガニック成長率は高い。うまみ調味料、風味調味料の普及率がまだ低いインドネシア、フィリピンの成長余地は大きいと判断。リジン市況も上昇の兆しが出ており、株価反転は近いと考えるとした。
味の素<2802.T>が3日ぶり反発。シティグループ証券では、実質的な利益成長の高さを評価するとし、投資評価「1（買い）」を継続した。目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
決算発表後の取材を踏まえ、業績予想を下方修正。要因は、(1)飼料用アミノ酸価格予想の引き下げ(約60億円の減益要因)、(2)会社計画並みの原材料高50億円を織り込む、(3)医薬事業売却に伴う利益減(30億円)など。今期は原材料高、ネガティブな為替(58億円)が重なるが、これらを除いた実質営業利益は1016億円、前期比12％増で、オーガニック成長率は高い。うまみ調味料、風味調味料の普及率がまだ低いインドネシア、フィリピンの成長余地は大きいと判断。リジン市況も上昇の兆しが出ており、株価反転は近いと考えるとした。
★12：31 ラクオリア－後場買い気配 アシッドポンプ拮抗薬の用途で特許査定
ラクオリア創薬<4579.T>が後場買い気配。同社は25日前引け後、アシッドポンプ拮抗薬（Potassium-Competitive Acid Blocker）の用途について、日本で出願していた特許が査定を受けたと発表した。
これにより、すべてのアシッドポンプ拮抗薬に対して食間伝播性収縮運動のフェーズ3収縮の発生で改善される、胃食道逆流疾患、機能性消化不良などの消化管運動異常が関与する疾患・症状を改善する消化管機能調整剤、または消化管運動賦活化剤に関する権利が認められた。
ラクオリア創薬<4579.T>が後場買い気配。同社は25日前引け後、アシッドポンプ拮抗薬（Potassium-Competitive Acid Blocker）の用途について、日本で出願していた特許が査定を受けたと発表した。
これにより、すべてのアシッドポンプ拮抗薬に対して食間伝播性収縮運動のフェーズ3収縮の発生で改善される、胃食道逆流疾患、機能性消化不良などの消化管運動異常が関与する疾患・症状を改善する消化管機能調整剤、または消化管運動賦活化剤に関する権利が認められた。
★12：31 ヤクルト－4日続落 業績予想引き下げ 当面ポジティブ材料少ない 「中立」継続
ヤクルト本社<2267.T>が4日続落。シティグループ証券では、業績予想を引き下げ。当面ポジティブ材料は少ないとみて、投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は6000円→5800円と引き下げた。
業績予想を下方修正する要因は、(1) 国内事業のマーケティング費用予想を前回比30億円増額、(2)為替前提変更で約10億円(メキシコペソ/円：6.1→6.0、インドネシアルピア/円：0.0085→0.0081など)、(3)想定以上に抗がん剤「エルプラット」が後発品にシェアを奪われており、売上予想を下方修正など。Q1、Q2は円高による海外事業の利益減少、薬価引き下げが見込まれ、2ケタ減益となる見込み。
ヤクルト本社<2267.T>が4日続落。シティグループ証券では、業績予想を引き下げ。当面ポジティブ材料は少ないとみて、投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は6000円→5800円と引き下げた。
業績予想を下方修正する要因は、(1) 国内事業のマーケティング費用予想を前回比30億円増額、(2)為替前提変更で約10億円(メキシコペソ/円：6.1→6.0、インドネシアルピア/円：0.0085→0.0081など)、(3)想定以上に抗がん剤「エルプラット」が後発品にシェアを奪われており、売上予想を下方修正など。Q1、Q2は円高による海外事業の利益減少、薬価引き下げが見込まれ、2ケタ減益となる見込み。
★12：33 ニトリＨＤ－急反発 5月既存店売上高7％増 客足が5％拡大
ニトリホールディングス<9843.T>が急反発。同社は、5月（20日締め）の既存店売上高が前年同月比7.0％増だったと発表した。プラスは6カ月連続。既存店の客数が5.1％増加し、客単価は1.8％上昇した。全店売上高は13.2％増加。
ゴールデンウイークの曜日並びが昨年に比べ良く、天候にも恵まれた。商品動向では、春・夏向け商品として接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズがけん引した。
ニトリホールディングス<9843.T>が急反発。同社は、5月（20日締め）の既存店売上高が前年同月比7.0％増だったと発表した。プラスは6カ月連続。既存店の客数が5.1％増加し、客単価は1.8％上昇した。全店売上高は13.2％増加。
ゴールデンウイークの曜日並びが昨年に比べ良く、天候にも恵まれた。商品動向では、春・夏向け商品として接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズがけん引した。
★12：33 アステラス－5日続落 懸念材料の払拭には時間がかかろう 「中立」継続
アステラス製薬<4503.T>が5日続落。シティグループ証券では、懸念材料の払拭には時間がかかろうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2000円→1600円と引き下げた。
決算発表を受けて、業績予想見直し。円高と国内市場での長期収載品の低迷から、業績予想を引き下げるとした。同社株の相対的な下落を引き起こした要因の解消には時間がかかる見通し。
アステラス製薬<4503.T>が5日続落。シティグループ証券では、懸念材料の払拭には時間がかかろうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2000円→1600円と引き下げた。
決算発表を受けて、業績予想見直し。円高と国内市場での長期収載品の低迷から、業績予想を引き下げるとした。同社株の相対的な下落を引き起こした要因の解消には時間がかかる見通し。
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