前場コメント No.10 明治HD、ニューフレア、タカラトミー、新生銀行、日立建機など

2016/05/27(金) 11:30
★9:46  明治HD-三菱UFJMSが目標株価引き上げ プロビオヨーグルトの予想を上方修正
 明治ホールディングス<2269.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、プロビオヨーグルトの売上高予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は9200円→10000円と引き上げた。
 ヨーグルトやチョコレートなどコア製品の伸長による業績拡大は続くと予想されるが、値上げ効果の一巡やプロビオヨーグルトの成長率低下を背景に、業績は急拡大局面から安定成長局面へシフトするという見方を継続。現状株価は、国内事業をコアとした業績拡大については大部分を織り込んだものと考えるとした。

★9:49  ニューフレア-三菱UFJMSが目標株価引き下げ マスク描画装置の見極め待ち
 ニューフレアテクノロジー<6256.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、マルチビーム方式のマスク描画装置の見極め待ちとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は6200円→5400円と引き下げた。
 マルチビーム(MB)方式のマスク描画装置の成否しだいで、来18.3期以降の業績が大きく変わる転換点に到達。顧客が複数購買に移行するリスクがあり、中期的な業績見通しは楽観できないとした。
 今17.3期はEBM 9500の構成比が上がり平均単価が上昇する効果で増収となるが、MB立ち上げのための開発費増加により利益の伸びが抑制される。三菱UFJMSでは、今期会社計画営業利益129億円はストレッチ目標と考えるとし、若干の未達を予想。来18.3期はMBの売上が計上され始める初年度となるものの、2社購買による減収リスクは排除できないと想定し、営業利益予想は下方修正した。

★9:50 タカラトミー-続落 ギャグ搭載の電波時計内蔵ロボット「爆・笑太郎」を発売
 タカラトミー<7867.T>が続落。同社は5月26日に、1300ギャグ搭載の電波時計内蔵ロボット「爆・笑太郎」(希望小売価格 各5800円/税抜)を、8月6日から全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場などで発売すると発表した。
 1300ギャグ搭載の電波時計内蔵ロボットで、頭のボタンを押すたびに「おやじギャグ」「アメリカンジョーク」「なぞかけ」など多彩なギャグを聞かせてくれる。玩具としてはマレな電波時計を内蔵し、正確な「年月日・時間」の認識を活かした、その時々の季節や特別な日に合わせた『旬なギャグ』を聞かせてくれるとしたが、株式市場での反応は薄い。

★9:50  新生銀行-大和が目標株価引き上げ 自己株取得決議/マイナス金利ダメージは小さい
 新生銀行<8303.T>が3日続伸。大和証券では、自己株取得決議/マイナス金利ダメージは小さいと判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は150円→190円と引き上げた。
 2016年度の連結当期純利益は銀行計画通りの520億円を予想。会社は1株価値向上を目的に、総額上限100億円の自己株式取得枠を決議。個人向け無担保ローンが拡大/マイナス金利影響は相対的に軽微との見方を示した。

★9:51 日立建機-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 円高・中国需要下振れで大幅下方修正
 日立建機<6305.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、円高進行、中国需要下振れなどから、業績予想を大幅下方修正。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は1770円→1360円と引き下げた。
 利益予想を大幅下方修正。同社は構造改革を今17.3期も継続するとしており、円高進行や中国の油圧ショベル需要の下振れなども踏まえて、今17.3期予想を大幅下方修正。来18.3期は構造改革効果が期待できるが、利益水準は依然低く、予想PERでは割高と判断。今17.3期会社計画の下振れリスクや減配の可能性も高く、株価の本格反騰には時間を要すると判断するとした。


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