後場コメント No.5 アンドール、東京TYFG、コナミ、日本ゼオン、相鉄HDなど

2016/05/27(金) 15:00
★14:03  アンドール-反発 3Dモデル作成ソフト「ぶろっくめーかー」最新版を7月より発売
 アンドール<4640.T>が4日ぶり反発。同社は5月26日の大引け後に、楽しく遊び感覚で使える3Dモデル作成ソフト「ぶろっくめーかー」最新版を7月より発売すると発表した。
 幼児向けの3Dモデラーで、簡単で楽しく遊び感覚で使える3Dモデル作成ソフト。最新版では、世界50カ国以上の子供や、保護者、先生が利用するクリエイティブに特化したソーシャルメディアプラットフォーム「Creatubbles(クリエイタブルズ)」と連動し、自分が作成した3D作品をそのままCreatubblesを通じて、グローバルに公開できるようになる。

★14:11  東京TYFG-堅調 東京都立産業技術研究センターと業務連携
 東京TYフィナンシャルグループ<7173.T>が3日ぶり反落。同社は27日、東京都立産業技術研究センターと、業務連携に関する協定を締結したと発表した。
 今後は、技術面・経営面・金融面で総合的・複合的に支援し、中小企業の技術的な課題解決に取り組むとしている。

★14:19 三井物産-反発 MDYがシニア無担保債務格付けを「A2」→「A3」
 三井物産<8031.T>が反発。格付け会社のムーディーズ(MDY)は5月26日の大引け後に、シニア無担保債務格付けを「A2」から「A3」に引き下げると発表した。格付けの見通しは「ネガティブ」。
 今回の格付けアクションは、3月10日に開始した格下げ方向での見直しの結論。三井物の金属資源およびエネルギー事業の収益変動性と事業セクターを取り巻く非常に厳しい状況を考慮した結果、これらの事業から十分な収益とキャッシュフローを持続的に創出する同社の能力に対するMDYの懸念が高まったことを反映しているとした。

★14:21 コナミHD-急反発 「ウイニングイレブン2017」今年秋に発売
 コナミホールディングス<9766.T>が急反発。同社は26日、サッカーゲーム最新作「ウイニングイレブン2017」を、PlayStation4、PlayStation3で、今年秋に発売すると発表した。
 同シリーズは1995年に国内で発売開始されて以降、20年以上にわたり楽しまれているアクションサッカーゲームで、昨年8月に行われた欧州最大級のゲームショー「gamescom 2015」では2年連続となる「ベストスポーツゲーム・アワード」を受賞するなど、サッカーの本場ヨーロッパでも高く評価されているとした。業績への貢献が期待され、株価は強い動きとなっている。

★14:25  日本ゼオン-続伸 シンガポールのS-SBR拠点に油展品の製造設備を導入と報じられる
 日本ゼオン<4205.T>が変わらずを挟んで続伸。5月27日付け化学工業日報で、同社がシンガポールのS-SBR(溶液重合法スチレンブタジエンゴム)拠点で、加工性などを向上させる油展品の製造設備を導入すると伝えられた。
 顧客からの油展要求に対応するもので、2017年7月の完成を予定。投資額は非公表。4月に完成したS-SBR第2系列はサンプル品の製品を進めており、早ければ7月にも本格生産を開始する見込み。グローバル戦略の中核拠点として積極投資を実施し、事業基盤を強化すると報じられている。

★14:26 相鉄HD-3日ぶり反落 ホテル事業の海外展開でベトナムホーチミン市に駐在員事務所を開設
 相鉄ホールディングス<9003.T>が3日ぶり反落。同社は26日、ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設し、宿泊特化型ホテル事業の海外展開に向けた具体的な検討に着手すると発表した。
 同事務所では、ホーチミン市での宿泊特化型ホテル事業に関する具体的な案件収集・検討を行うほか、それ以外の地域でのホテル展開の可能性やホテル以外の事業展開の可能性についても検討する。しかし、株価へのプラスの影響は限定的となっている。

★14:30  DLE-4日ぶり反発 「薄桜鬼~御伽草子~」のLINE着せかえを発売
 ディー・エル・イー<3686.T>が4日ぶり反発。同社は27日、乙女ゲーム「薄桜鬼」のスピンオフちびキャラアニメ「薄桜鬼~御伽草子~」のLINE着せかえを発売したと発表した。
 LINE着せかえはLINEのデザインを好きなキャラクターなどのデザインに着せ替えるサービスで、LINE内の「着せかえショップ」にて150コイン(360円相当)で販売されている。業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★14:55 東芝-JPモルガンが「OW」へ2段階引き上げ 原子力とNAND好転を予想
 東芝<6502.T>が大幅に3日続伸。JPモルガン証券では、原子力とNAND好転を予想。投資判断を「Underweight」→「Overweight」、目標株価を220円→330円と引き上げた。
 不適切会計に背中を押された事で結果的に産業電機セクターで最も収益構造が変わったと注目。特設注意市場銘柄からの解除を実現するためには、さらなる構造改革が必要であり、体質強化が継続すると予想。
 JPモルガンが決算前に予想していた2つのリスク、原子力事業ののれん減損と1Q連結業績赤字リスクは、すでに会社ガイダンスの形で健在化したと判断。むしろ原子力ビジネスの費用前実績利益が好転していたこととガイダンスの低さに注目しているとし、同事業利益は上振れると予想。また、NAND FlashメモリーのASPは会社想定よりも好転しているとコメント、今年度業績に一定の安心感が出てきたと見るとした。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,079.70 +117.90
TOPIX 2,677.45 +14.30
グロース250 659.87 +9.75
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.36 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ