後場コメント No.4 DLE、ダイキン、アイシン精機、MS&AD、マツダなど

2016/05/30(月) 15:00
★13:19 DLE-続伸 「薄桜鬼~御伽草子~」のLINE着せかえがクリエイターズで1位
 ディー・エル・イー<3686.T>が続伸。同社は30日、「薄桜鬼~御伽草子~」のLINE着せかえがクリエイターズ着せかえで1位を獲得したと発表した。
 LINE着せかえはLINEのデザインを好きなキャラクターなどのデザインに着せ替えるサービスで、LINE内の「着せかえショップ」にて、150コイン(360円相当)で販売されている。収益貢献への期待により、株価は堅調な推移を見せている。

★13:21 ダイキン-岩井コスモが「B+」へ引き下げ M&A効果などはある程度織り込み済みとみる
 ダイキン工業<6367.T>が続伸。岩井コスモ証券では、M&A(合併・買収)効果などはある程度織り込み済みとみて、投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は9000円→9750円と引き上げた。
 海外での販売好調に円安効果も加わり、前16.3期は3期連続で過去最高の売上高・利益を達成。今17.3期は円高影響が懸念されるが、海外での拡販およびコストダウンで増収増益を目指すと注目。会社は今後の収益拡大を図るため、空調冷凍機事業の強化や第3の柱としてフィルター事業の育成を図る方針で、期待するとした。

★13:29  アイシン精機-JPモルガンが目標株価引き下げ コア事業の見通しは変わらず
 アイシン精機<7259.T>が4日続伸。JPモルガン証券では、実質減益ガイダンスも、コア事業の見通しは変わらずとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は5200円→5150円と引き下げた。
 ガイダンス発表を受け、暫定的に日本基準ベースでJPモルガン予想を修正。ただし、震災影響および為替前提の変更が主因であり、AT事業の見通しなどに大きな変更は施さないとした。会社計画は国内生産前提や海外事業の減損リスクの織り込みなど、保守的な側面が強いと判断。

★13:34  MS&AD-JPモルガンが目標株価引き上げ 株主還元改善への前向きな姿勢が見られる
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が続伸。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4700円→5000円と引き上げた。なお、アナリストフォーカスリストの「Most Preferred」からは削除。
 15年度決算は20日発表のとおり、MSIとADの合計の経常利益は有価証券売却益と評価損の合計が計画を190億円上回ったことを主因として、会社予想を265億円上振れ。効率化に向けて新たな投資が始まっており、システムの稼動にともない、18年度以降に減価償却が増えることになりそう。総還元方針に変更はないが、株主還元の改善への前向きな姿勢が見られると注目。

★13:36  マツダ-4日続伸 4月国内生産17.2%増 販売は22.8%減
 マツダ<7261.T>が4日続伸。同社は30日、4月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
 生産では、国内で前年同期比17.2%増の7万9910台、海外では「デミオ」などの生産が減少し、同5.6%減の4万2980台と減少した。国内販売は乗用車が減少し、1万2164台(同22.8%減)だった。

★13:42 損保ジャパン日本興亜-JPモルガンが目標株価引き上げ 「Most Preferred」に追加
 損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630.T>が売り買い交錯。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4800円→5250円と引き上げた。アナリストフォーカスリストの「Most Preferred」に追加。
 新しい還元方針では、2016年度予想総還元利回りは6.5%と、損保のなかで最も高いばかりか、金融セクターの主要株のなかで最も高い水準。新方針では、もとにする利益に米国基準やIFRSに近い生保の利益が加えられた。想定された変更のなかでは最も高い利益が加えられた。この修正連結利益に対する総還元性向は50%程度という方針。16年度予想利益をもとにすると、配当80円に加えて480億円の自社株買いをすることになると注目。


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