〔Market Flash〕英国のEU離脱によるリスク・オフは長期化しない可能性~SMBC日興

2016/06/27(月) 09:24
【9:20】英国のEU離脱によるリスク・オフは長期化しない可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、英国の「EU離脱」を受け、当面の相場環境に予断は許されないとしながらも、市場は徐々に落ち着きを取り戻す公算が大きいと判断している。その理由としては、(1)日米欧の主要中銀が今後速やかに緊急声明を発表し、金融市場に向け米ドル資金供給に踏み切る可能性が高いとみること、(2)離脱決定後の英国とEU側の交渉が長期に及ぶことで「Brexit」は事実上、「近い将来には起こらない」可能性が高いとみられること、(3)英国とEUの新たな制度的枠組みが固まらない以上、最終的な世界経済への悪影響を市場が織り込む度合いは、自ずと限られたものになる公算が大きいこと―を挙げている。これらのことから、株価の大幅下落の後には冷静に離脱の影響を精査する動きが生じると考えているが、相場環境に不透明感が強い以上、短期的には速やかに「危機対応」型の投資戦略を考慮しておく必要があると指摘している。 【8:45】寄り前気配はブラザー、中国銀、ケーヒン、協エクシオが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ブラザー(6448)+27.35%、中国銀(8382)+26.88%、ケーヒン(7251)+26.14%、協エクシオ(1951)+25.68%、メディパル(7459)+25.32%、キヤノンMJ(8060)+21.99%、リンテック(7966)+21.38%、東芝テック(6588)+20.40%、ADEKA(4401)+20.35%、TSテック(7313)+19.92%などが高い気配値。  一方、日野自(7205)-28.99%、住阪セメ(5232)-19.90%、関西ペ(4613) -8.76%、ダイセキ(9793) -6.13%、ライオン(4912) -5.18%、リゾートトラ (4681) -5.12%、トヨタ紡織(3116) -5.00%、アイカ工(4206) -4.93%、島津製(7701) -4.89%、ミネベア(6479) -4.83%などが安い気配値となっている。
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