前場コメント No.7 イーガーディアン、ＤＥＮＡ、八十二銀行、サンバイオ、コナミなど
★9：46 広島銀行－大和が目標株価引き下げ 今年度は多額の株式売却益計上を見込むも減収減配
広島銀行<8379.T>が反発。大和証券では、今年度は多額の株式売却益計上を見込むも減収減配とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は450円→380円と引き下げた。
非金利収益の構成比は高いものの、資金利益の減少を補うに至らず、連結当期純利益の減益が継続する見込み。同行は連結配当性向20％前半となる配当テーブルを掲げており、減益トレンドを受け、減配となる可能性も高い。ファンダメンタルズ面に加え、株主還元面においても、株価上昇につながるカタリストは乏しいと判断。2016年度の単体実質業務純益を前年度比26％減の325億円、コア業務純益を同22％減の310億円、連結当期純利益は同6％減の295億円を予想。
広島銀行<8379.T>が反発。大和証券では、今年度は多額の株式売却益計上を見込むも減収減配とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は450円→380円と引き下げた。
非金利収益の構成比は高いものの、資金利益の減少を補うに至らず、連結当期純利益の減益が継続する見込み。同行は連結配当性向20％前半となる配当テーブルを掲げており、減益トレンドを受け、減配となる可能性も高い。ファンダメンタルズ面に加え、株主還元面においても、株価上昇につながるカタリストは乏しいと判断。2016年度の単体実質業務純益を前年度比26％減の325億円、コア業務純益を同22％減の310億円、連結当期純利益は同6％減の295億円を予想。
★9：48 イーガーディアン－大幅反発 VR活用ゲーム・映像の品質検査サービスを開始
イー・ガーディアン<6050.T>が大幅反発。27日付日経産業新聞で、ネット投稿監視の同社が仮想現実（VR）の技術を使ったゲームや映像の品質検査サービスを始めると報じられた。
企業が開発中のコンテンツを視聴し、気分が悪くなる「VR酔い」が性別やゲーム経験年数などの違いで起きる度合いを調べるという。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
イー・ガーディアン<6050.T>が大幅反発。27日付日経産業新聞で、ネット投稿監視の同社が仮想現実（VR）の技術を使ったゲームや映像の品質検査サービスを始めると報じられた。
企業が開発中のコンテンツを視聴し、気分が悪くなる「VR酔い」が性別やゲーム経験年数などの違いで起きる度合いを調べるという。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
★9：51 ＤＥＮＡ－大幅反発 明るい兆しが見え始めた 「買い」継続
ディー・エヌ・エー<2432.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価は3200円→3300円と引き上げた。
任天堂との協業は想定よりも遅くスタートすることになりそうだが、既存の国内アプリ、中国事業、キュレーションメディアでは明るい兆しが見え始めたと指摘。17.3期～19.3期営業利益予想は、任天堂との協業タイトルの廃止時期を見直したため18％/12％/11％下方修正。ただし、目標株価については今回からEBITDAを業績予想から直接算出し、2020年度EV/EBITDA9倍によって算出。
ディー・エヌ・エー<2432.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価は3200円→3300円と引き上げた。
任天堂との協業は想定よりも遅くスタートすることになりそうだが、既存の国内アプリ、中国事業、キュレーションメディアでは明るい兆しが見え始めたと指摘。17.3期～19.3期営業利益予想は、任天堂との協業タイトルの廃止時期を見直したため18％/12％/11％下方修正。ただし、目標株価については今回からEBITDAを業績予想から直接算出し、2020年度EV/EBITDA9倍によって算出。
★9：51 八十二銀行－大和が目標株価引き下げ 長野の貸出は増加に転じるも資金需要は低調
八十二銀行<8359.T>が反発。大和証券では、地元長野県の貸出は2015年度下期に増加に転じるも、資金需要は低調と判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は510円→470円と引き下げた。
地元長野県における貸出金残高の伸びが弱いことに加え、（戻入益減少による）与信コストの増加が見込まれることから、ファンダメンタルズ面では地銀上位行対比では見劣りすると判断。他方、株主還元方針に基づくと、2016年度は自己株式取得が期待されることもあり、「中立」を継続。2016年度の単体実質業務純益は前年度比25％減の260億円、連結当期純利益は同19％減の245億円と、おおむね銀行計画（連結当期純利益245億円）に沿った水準での着地を予想。
八十二銀行<8359.T>が反発。大和証券では、地元長野県の貸出は2015年度下期に増加に転じるも、資金需要は低調と判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は510円→470円と引き下げた。
地元長野県における貸出金残高の伸びが弱いことに加え、（戻入益減少による）与信コストの増加が見込まれることから、ファンダメンタルズ面では地銀上位行対比では見劣りすると判断。他方、株主還元方針に基づくと、2016年度は自己株式取得が期待されることもあり、「中立」を継続。2016年度の単体実質業務純益は前年度比25％減の260億円、連結当期純利益は同19％減の245億円と、おおむね銀行計画（連結当期純利益245億円）に沿った水準での着地を予想。
★9：59 サンバイオ－反発 脳梗塞を対象とした米国フェーズ1/2a試験結果を国際幹細胞学会で報告
サンバイオ<4592.T>が反発。同社は6月27日9時に、今般、米国サンフランシスコで開催された国際幹細胞学会（ISSCR）において、脳梗塞により運動障害をきたした慢性期の患者を対象に行ったフェーズ1/2a試験で得られた結果を報告したと発表した。
試験は、北米において脳梗塞の治療として脳内へ細胞を移植した最初の臨床試験。患者18例を対象とした非盲検単回投与試験であり、脳梗塞発作後6ヵ月以上が経過した運動障害を有する慢性期の患者を対象に実施。これまでの試験では、グループが開発している再生細胞薬「SB623」の安全性および忍容性のほか、脳梗塞発症後6ヵ月から5年が経過した患者の運動機能の改善が確認されているとした。
サンバイオ<4592.T>が反発。同社は6月27日9時に、今般、米国サンフランシスコで開催された国際幹細胞学会（ISSCR）において、脳梗塞により運動障害をきたした慢性期の患者を対象に行ったフェーズ1/2a試験で得られた結果を報告したと発表した。
試験は、北米において脳梗塞の治療として脳内へ細胞を移植した最初の臨床試験。患者18例を対象とした非盲検単回投与試験であり、脳梗塞発作後6ヵ月以上が経過した運動障害を有する慢性期の患者を対象に実施。これまでの試験では、グループが開発している再生細胞薬「SB623」の安全性および忍容性のほか、脳梗塞発症後6ヵ月から5年が経過した患者の運動機能の改善が確認されているとした。
★10：00 コナミ－反発 株価に割安感はなし 「中立」継続
コナミホールディングス<9766.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続、目標株価は2900円→3400円と引き上げた。
新作モバイルゲームへの期待値が盛り上がる中、株価に割安感はなし。今17.3期～19.3期営業利益予想は18/33/30％引き上げ。業績予想の中での変更点はモバイルゲームの予想。6月以降に配信される遊戯王デュエルリンクスは、スマートデバイス向けゲームが前年同期比で10～12月期に23億円成長する程度しか織り込んでいなかった(月商10億円程度の想定)としたが、IPの強さや事前登録を考え、月商の水準を25億円程度に引き上げたとした。業績予想の引き上げはこの前提変更に起因。
コナミホールディングス<9766.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続、目標株価は2900円→3400円と引き上げた。
新作モバイルゲームへの期待値が盛り上がる中、株価に割安感はなし。今17.3期～19.3期営業利益予想は18/33/30％引き上げ。業績予想の中での変更点はモバイルゲームの予想。6月以降に配信される遊戯王デュエルリンクスは、スマートデバイス向けゲームが前年同期比で10～12月期に23億円成長する程度しか織り込んでいなかった(月商10億円程度の想定)としたが、IPの強さや事前登録を考え、月商の水準を25億円程度に引き上げたとした。業績予想の引き上げはこの前提変更に起因。
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