前場コメント No.9 PR TIMES、高島屋、LIXILG、アンリツ、キユーピーなど

2016/06/27(月) 11:30
★10:18  PR TIMES-大幅反発 プレスリリースを「BtoBプラットフォーム」へ掲載
 PR TIMES<3922.T>が大幅反発。同社は6月27日10時ごろ、運営するプレスリリース配信サービス「PR TIMES」で配信するプレスリリースを、インフォマート<2492.T>の「BtoB(企業間電子商取引)プラットフォーム」へ掲載すると発表した。
 「BtoBプラットフォーム」は、日々の受発注や請求業務をWeb上で行えるシステムとして、現在、利用企業数は7万5653社、34万1528事業所(2016年5月末現在)に利用されている。「BtoBプラットフォーム」へ掲載することにより、日々の受発注や請求業務を行うWebシステム内で、担当者は取引先の最新動向をキャッチすることが可能になるとした。

★10:18  高島屋-SMBC日興が目標株価引き下げ 1Q計画線とコスト削減奏功も売上鈍化を考慮
 高島屋<8233.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、1Q計画線とコスト削減奏功も売上鈍化を考慮し、業績予想を減額。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1150円→1000円と引き下げた。
 主力の百貨店事業が減収局面入りしたことを踏まえ、リーマン・ショック以降の減収時のPBRレンジ(0.5~0.8倍)の上限値を参考に目標株価を算出。上限値を採用した理由は、小売セクターにおける百貨店の魅力は、長期的には従来よりも上昇していると依然考えるため。百貨店が成長産業ではないとの見方は過去から変化していない一方で、郊外型SCや地方立地のチェーン店は出店成長が終わり、地方人口減と高齢化による市場縮小が顕著となり、相対的に投資魅力が低下。都心立地で富裕層客を持つ百貨店のセクター内評価は従来よりも高いと考えるとした。

★10:22  LIXILG-SMBC日興が目標株価引き下げ 業績回復・財務体質改善など課題は多い
 LIXILグループ<5938.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、業績回復、財務体質改善など課題は多いと判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2500円→2150円と引き下げた。
 目標株価引き下げは、IFRSベースの前16.3期実績が公表されたことや、月次売上高を踏まえて業績予想を見直したことに伴うもの。セクター内の相対評価に基づく投資評価「2」は据え置き。有価証券報告書の提出が当初予定から遅れ、月次売上が修正されるなど、多少の混乱が残っている印象であるとコメント。新社長の下で経営面の落ち着きを取り戻し、株式市場からの信頼を回復することが評価向上の大前提と考えるとした。

★10:25  アンリツ-みずほが目標株価引き下げ 5G関連の本命だが本格評価にはまだ早い
 アンリツ<6754.T>が続落。みずほ証券では、5G関連の本命だが本格評価にはまだ早いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は930円→670円と引き下げた。
 主力のモバイル計測分野を中心に業績予想を引き下げ。3CA(Carrier Aggregation)の需要前提を引き下げ5G(第5世代携帯電話)関連の需要立ち上がり時期を見直し。今17.3期および来18.3期業績は大きな飛躍は期待し難いものと判断。しかし、5G関連の本命であることは不変とし、高い限界利益率を誇るモバイル計測の優位性は変わらず、19.3期に向けて需要が立ち上がっていく際の注目度は高くなるとの見方を示した。。本格的な評価にはまだ時間を要することから、投資判断は「中立」を継続。

★10:27  キユーピー-急反発 通期営業利益・配当金を上方修正 高付加価値商品売れる
 キユーピー<2809.T>が急反発。同社は24日、16.11期通期の連結営業利益予想を、従来の280億円から290億円(前期比10.0%増)へと引き上げると発表した。
 上期に、高付加価値商品の販売が好調となっているほか、不採算商品の見直しなどでコスト改善が進んでいる。主要原料の鶏卵や軽油などの購入価格が想定を下回っていることも寄与する。
 併せて、従来15円としていた期末配当金予想を17円へと引き上げた。年間合計額は32円(前期は29円)となった。


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